
ウクライナと米国、経済パートナーシップ合意に関する覚書に署名
ウクルインフォルム
ウクライナのスヴィリデンコ第一副首相兼経済相は17日、ウクライナと米国は両国間の経済パートナーシップに関する互恵的な合意を締結することを共同で望んでいることを確認する覚書に署名したと発表した。
スヴィリデンコ第一副首相がフェイスブック・アカウントで報告した。
スヴィリデンコ氏は、「今日、私たちは、米国との経済パートナーシップに関する共同の合意へ一歩前進した。ウクライナと米国は、両国チームの建設的な共同作業と、両国国民にとって有益となる合意を完成させ、締結する意向を確認する覚書に署名した」と伝えた。
そして同氏は、現在ウクライナ復興投資基金の設置に向けた準備が行われていると指摘した。
その際同氏は、「関連合意は、著しい投資、インフラの近代化、ウクライナと米国の互恵的パートナーシップのための可能性を開いていくことになる。正にそのような目的で、両チームは文書の作業を行っている」と伝えた。
同氏は、その際まだその合意の案文を完成させて、それに署名せねばならないとし、「その後は議会による批准がある」と指摘した。
その上で同氏は、ウクライナと米国の技術チームに対して、「専門的で建設的で迅速な作業」につき謝意を伝えた。
なお、トランプ米大統領は同日、来週にもウクライナとの間で鉱物資源合意に署名されるかもしれないとの期待を表明していた。
写真:スヴィリデンコ第一副首相(フェイスブック)