ウクライナ、電力の輸出を再開へ
ウクルインフォルム
ウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相は7日、余剰発電の場合に電力の輸出を再開するプロセスを開始するための指示を出した。
エネルギー省がテレグラム・チャンネルで伝えた。
ハルシチェンコ氏は、「ウクライナの電力システムはほぼ約2か月、消費制限なく稼働しており、余剰もある。私たちは、エネルギー関係者の甚大な作業とシステム復旧支援を行った私たちの国際パートナーのおかげでこの結果を達成した。最も困難な冬は通り抜けた。次のステップは、電力輸出の開始であり、それにより破壊された電力インフラの不可欠な復旧と損傷したシステム修理のための追加的財政リソースを得られるようになる」と発言した。
同時に、ハルシチェンコ氏は、国内の電力消費を確保することが優先であり、電力輸出は余剰が生じた場合のみであり、状況が変わったら輸出は止められると補足した。
同氏は、発電機の増加と電力輸出再開は、ロシアの砲撃と電力システム破壊の試みに対する、ウクライナの電力事業者の返答だと指摘した。