ゼレンシキー大統領、モルドバへのエネルギー支援を約束

ゼレンシキー大統領、モルドバへのエネルギー支援を約束

ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は30日、モルドバのサンドゥ大統領と電話会談を行い、エネルギー安全保障について協議を行った。

ウクライナ大統領府広報室が伝えた

発表によれば、両首脳はエネルギー分野における危機的状況を防止するための二国間連携について協議した。サンドゥ大統領は、ウクライナがモルドバに天然ガスと電力を供与したことをはじめ、モルドバで生じたエネルギー危機の際にウクライナが適時かつ迅速に支援を行ったことにつき謝意を伝えた。

ゼレンシキー大統領は、ウクライナはエネルギー供与問題において引き続きモルドバを支援する準備があると指摘した。両首脳は、近くウクライナにて両国のエネルギー大臣による関連協議を行うことで合意した。

また、両首脳は、ドニステル(ニストル)川の橋建設プロジェクトや、欧州統合連携について話し合った。とりわけ、ゼレンシキー大統領は、今年12月に行われる東方パートナーシップ(EaP)首脳会談で最大限の結果を出さなければならないと強調した。

これに先立ち、モルドバではロシア国営ガスプロム社との天然ガス供給契約が終了、両国間で新しい長期契約が締結できずにいたことから、モルドバ政府は10月22日に非常事態を宣言していた。その後、10月30日、モルドバ・ロシアの双方は、11月1日から5年間の天然ガス供給契約延長に合意したと発表している。同契約により、モルドバは、露ガスプロム社から1000立法メートルあたり450ドルにて天然ガスを購入していく。

なお、29日、ウクライナの「ウクライナ・ガス・トランス・システム・オペレーター」社は、ウクライナ国家安全保書国防会議(NSDC)と政府の決定を受けて、モルドバに対して、緊急支援として、1500万立法メートルの天然ガスを供給していた。


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