「ロシアが自らの立場が強まったと感じた状態で和平交渉に臨むことがあってはならない」 =ゼレンシキー宇大統領

「ロシアが自らの立場が強まったと感じた状態で和平交渉に臨むことがあってはならない」 =ゼレンシキー宇大統領

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、米国から和平交渉がまもなく再開される可能性があるとのシグナルを受け取ったと述べつつ、同時にロシアが自らの立場が強まったと感じた状態で交渉に戻ってくることがあってはならないと警告した。

ゼレンシキー大統領が欧州理事会会合出席者へのオンライン演説の中で発言した

ゼレンシキー氏は、「ここ数日、私たちは米国側から、交渉がまもなく再開される可能性があるというシグナルを受け取っている。しかし、今回、ロシア側はどのような気持ちで交渉に臨むだろうか? ロシア側が、自らの立場が大幅に強化されたと感じた状態でその交渉に臨むことがないようにできるかは、私たち全員にかかっている。それは、世界的な原油価格の上昇を招いているイラン周辺の情勢だけにによるのではない」と指摘した。

そして同氏は、ロシアの立場を強める以下の5つの要因を挙げた。

同氏は、「第一に、ロシア側は中東や湾岸地域で防空ミサイルが活発に使用されているのを見ており、ウクライナでそのようなミサイルが不足すると考える可能性がある。第二に、EUの第20次対露制裁が行き詰まっている。これはロシアへの圧力を継続し、真の平和へと向かわせるものになり得たはずだ。第三に、米国が対露制裁の一部を緩和しており、それがプーチンの戦争予算に多額の資金をもたらしている」と述べた。

さらに同氏は、第四の要因として、ウクライナのために最も重要な、EUによる安全保障の財政的保証である、今年及び来年のための900億ユーロの支援パッケージが、既に3か月連続で動いていないことを挙げた。同氏はその際、「これは私たちにとって極めて重要である。命を守るための資源なのだ」と指摘した。

同氏はそして、第五の点として、今日においてさえ、この支援の妨害が解かれるかどうかが確実には分かっていないということだと発言した。

写真:大統領府


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

オンラインメディア主体 メディア識別番号:R40-01421.

© 2015-2026 Ukrinform. All rights reserved.

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-