ウクライナ経由ハンガリー向け露ガス輸送停止 「露の侵略政策の延長」=輸送企業

ウクライナ経由ハンガリー向け露ガス輸送停止 「露の侵略政策の延長」=輸送企業

ウクルインフォルム
10月1日、露国営ガスプロム社は、ウクライナ領を経由したハンガリー向け天然ガスの輸送を完全に停止した。

ウクライナ領での輸送を担う「ウクライナ・ガス輸送システムオペレーター」社がウクルインフォルムに伝えた。

これに先立ち、9月27日、ハンガリーは、ウクライナを迂回してロシアから天然ガスを供給する長期契約に署名していた。

セルヒー・マコホン「ガス輸送システムオペレーター」社総裁は、記者団に対して、「残念ながら、輸送量はゼロとなった。私たちは、本件をクレムリンによるウクライナから輸送を剥奪する、侵略ハイブリッド政策の延長線でとらえている。輸送は、私たちのシステムにとっての資金だけではない。それはむしろ軍事安全保障問題なのだ」と発言した。

同氏は、ウクライナの目的は、その他のガス輸送路の保証を得ることにあるとし、「私たちは、現在、ポーランドとスロバキアの同僚とガス輸入増加に関する作業をしている。さらに、欧州機関とその長期契約(編集注:ハンガリーとロシアの契約)に関して対話を予定している」と伝えた。

また同氏は、類似の契約は、ウクライナのエネルギー安全保障だけでなく、欧州全体のエネルギー安全保障も弱体化させるものだと指摘した。

これに先立ち、9月27日、ハンガリーは、露国営ガスプロム社との間で、ガスパイプライン「トルコ・ストリーム」とセルビア領を通じて年間35億立法メートル、オーストリア領を通じて年間10億立法メートルの天然ガスを供給を受ける長期契約を締結していた。同契約は、10月1日に発効することになっていた。

これに対して、9月27日、ウクライナ外務省は、「ハンガリーの決定に驚き、失望している」とする声明を発表した。外務省は、本件は政治的な決定であり、経済的な根拠はなく、ロシアに利し、ウクライナの国益とウクライナ・ハンガリー関係にダメージを与えるものであり、1991年12月6日にウクライナ・ハンガリー間で締結された善隣協力の基本協定の原則に反するものだと主張していた。クレーバ・ウクライナ外相は、ハンガリーの権利は否定しないが、ウクライナは自らの国益を守っていくと発言している


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