ウクライナは現在、戦争における「機会の窓」を見出している=フェドロウ国防相
フェドロウ国防相が、キーウを訪問したスウェーデンのヨンソン国防相との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
フェドロウ氏は、「確かに、私たちは『機会の窓』が生じていると考えており、それは皆が目にしている。5月が数字の面で過去数年で最も成功した月の1つであったということは、誰もが知っている。ロシアが進軍した規模やロシア軍の損耗の多さと比較して、ウクライナがどれだけの領土を奪還したかという点に加え、『兵站ロックダウン』がどれだけ機能しているかも私たちは目にしている。当然、ロシアは小規模軌道射撃部隊システムを構築しており、多くの電子戦機器を導入しようとしている。彼らは対抗し、自らのシステムを構築しているのだ。私たちは、この機会の窓が閉じるのを待つのではなく、次の『窓』を開くために取り組んでいる。そのため、全ての技術サイクルにおける勝利が重要であり、私たちはそこに投資する必要がある」と発言した。
同氏はそして、ウクライナは、設定した目標を達成するためにどのような種類の支援が最も効果的であるかをパートナーたちに対して定期的に説明していると伝えた。その際同氏は、具体的に、資金の使途を長射程兵器や中射程無人機へ再配分すること、すでに発表されている資金の拠出を加速させることなどを挙げた。同氏はまた、英国が凍結されたロシア資産の活用メカニズムに基づきウクライナに7億5000万ポンドを提供すること、また他の国々も以前に発表した支援パッケージの資金調達を加速させていることを指摘した。一方で同氏は、今年のウクライナ防衛問題コンタクトグループ会合(「ラムシュタイン」会合)で目標として設定された600億ドルのうち、現時点で発表されているのは400億ドルに過ぎず、資金の一部はウクライナの優先課題に合致していないと指摘した。
同時に同氏は、「重要なのは、パートナーたちがそのことを理解していると私が確信していることだ。なぜなら、私たちが以前に発表したことに従って一貫して動いているのを彼らは目にしているし、私たちが受け取った、あるいは受け取っている支援をどのように活用しているかを私たちが説明しているからだ。時には特定のカテゴリーの兵器を断ることさえある。なぜなら、私たちが発表した目標を達成するためには、少し異なる支援が必要であることを説明しているからだ。そのため、『どうか資金をもっと早く拠出してほしい、あるいは、これまでの支援、例えば短距離砲弾を長距離砲弾に変更するか、修理に関する分野から資金を中射程攻撃用無人機の購入へと回してほしい』と伝えている…。これは、支援の質をいかに向上させるか、そして全てのパートナーに対して『ご覧の通り、機会の窓が現れており、それを活用する必要がある』と説明するための日々の活動だ。しかし、とにもかくにも、私たちは私たちの国のために他の『窓』も開くべく取り組んでいる。月を追うごとに、パートナーたちは私たちの首尾一貫性と力を目にしていくし、私たちがどのように能力を増強し、敵に攻撃を加えているかを見ることになると思う」と発言した。
写真:フェドロウ国防相広報室提供