ロシア武装集団、ウクライナ・ロシア国境でOSCE監視団の監視を妨害
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ロシア武装集団は、ルハンシク州占領地域のロシアとの間の国境地点にて、欧州安全保障協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)の移動の自由を制限した。
9月28日付SMM日報(第227/2021)に書かれている。
日報には、SMMチームが、ヴォズネセニウカ(ルハンシク市から南東65キロ)近郊滞在時に、ウクライナから21台の乗用車、22台の幌付き車両が(編集注:ロシア側へ)移動するのを確認したとしつつ、武装集団の武装したメンバーがSMMに対して、この地区を立ち去るように発言したと報告されている。
また、武装集団メンバーは、SMMによるヴォズネセニウカの鉄道駅「チェルヴォナ・モヒラ」の監視を禁止したという。同件に関しても、報告書には、「2名の武装したメンバーが、監視員に対して、その地区を立ち去るように述べた」と説明されている。
これに先立ち、9月2日、OSCE常設理事会会合にて、ロシア連邦が、ウクライナ・ロシア間国境で監視活動をしていた、OSCE国境監視団(OM)のマンデート延長を拒否している。
写真:OSCE/SMM