米国の74%、ウクライナ上空への飛行禁止区域設定を支持
米国で実施された世論調査によれば、回答者の74%がロシアからの侵略の続くウクライナにて、飛行禁止区域を設置することを支持すると回答した。
2022年3月5日
米国で実施された世論調査によれば、回答者の74%がロシアからの侵略の続くウクライナにて、飛行禁止区域を設置することを支持すると回答した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は4日、同日の北大西洋条約機構(NATO)首脳会談にて、ウクライナ上空の飛行禁止空域設定案が支持を得られなかったことにつき、「ロシア軍によるさらなる空爆に青信号を出した」ことになるとして批判した。
2022年3月4日
ウクライナのゼレンシキー大統領は4日、欧州各地の人々に対してウクライナへのサポートを呼びかける動画を公開した。
ボレル欧州連合(EU)上級代表は4日、EUはゼレンシキー大統領にロシアによる侵略と戦うのを止めるよう頼むつもりはなく、代わりに、ロシア経済を弱らせ、協議でのウクライナの立場を強めるために行動している。
ジェルノウ・キーウ(キエフ)市軍事行政府長官は4日、キーウ市は敵の戦略的目的であるとし、キーウ市民に対して、防衛のために力を結集するよう要請した。同市を守る領土防衛部隊には毎時間新たに市民が入隊しており、現時点でその数は2万5000人を超えているという。
ウクライナのポドリャク大統領府長官補佐官は4日、ロシアは同国軍がウクライナ領の一部を支配していると考えているが、実際にはそこには侵略者を殲滅するウクライナ人がいると発言した。
ウクライナ・ロシアの協議のウクライナ代表団に加わる、ポドリャク大統領府長官補佐官は4日、同協議3回目は明日か明後日開催されることを期待していると発言した。
ウクライナ・ロシアの協議のウクライナ代表団に加わる、ポドリャク大統領府長官補佐官は4日、現在、ウクライナ、ロシア、国際赤十字委員会(ICRC)の代表者が人道支援・住民非難のための「緑の回廊」の設置問題につき協議を行っていると説明した。
ウクライナのクレーバ外相は3日、国際パートナーに対して、ウクライナ上空に飛行禁止空域を設定するよう呼びかけ、そうしなければロシアによって殺されるウクライナ人の血が「あなたの手にもかかることになる」と発言した。
リトアニアのナウセーダ大統領は4日、西側諸国はウクライナが対空防衛システムを構築する支援をしなければならないとし、そうでなければ同国へ侵略を続けるロシアの攻撃により「地上に甚大な損害が生じる」と発言した。
4日、ウクライナ軍参謀本部は、ウクライナへの侵略を続けるロシア軍軍人の死者数は約9166人となったと発表した。
レズニコウ・ウクライナ国防相は4日、ロシアの対ウクライナ侵略開始から9日目を迎え、ウクライナはロシア軍に反撃を続けているが、近々状況の転換が生じるだろうとし、それに向けて力を集結しなければならないと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、ロシア軍はハルキウ市のウクライナ人が避難するための「緑の回廊」を自国領に向けて開いているが、他のところ(ウクライナ領)へ行こうとすると攻撃していると伝えた。
2022年3月3日
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、世界がウクライナを守ることにつき、優柔不断な行動をしているとして批判した。
3日、米国は、プーチン露大統領に近い大富豪(オリガルヒ)とロシアの情報機関と繋がりのある偽情報メディアに対して制裁を発動した。
3日に開催されたウクライナとロシアの2回目協議では、ウクライナ代表団は、期待していた結果を得られなかった。
仏大統領府内関係者は、プーチン露大統領は妥協を拒否しており、ウクライナ全土を支配下に入れたがっており、最悪の状況はまだこれから起こるだろうと指摘している。
ウクライナのクレーバ外相は、3月4日にNATO加盟国外相とウクライナへの対空兵器の供与について協議を行う。
ロシアからの侵略の続くウクライナでは3日、北部のチェルニヒウがロシア軍の爆撃を受け、民間人22名が死亡した。
3日、ウクライナとロシアの代表団は、2回目の協議を開始した。
ウクライナ最高会議(国会)は3日、ウクライナ国内の戒厳令かで民間人が銃器・弾薬を入手することを可能とする「ウクライナ保護の民間人参加保障」法を採択した。
ロシアからの侵略を受けているウクライナに対しては、19か国が最新兵器、弾薬、燃料を定期的に供与している。
ウクライナ代表団は3日、ロシアの侵略開始から2回目の協議を行うために、ヘリに乗って出発した。
ウクライナのマリャール国防次官は3日、ロシア軍にとっての当初の主要な目標はキーウ(キエフ)占拠であったため、彼らにとって重要だったのはあらゆる形で迅速にキーウへ接近することだったと説明した。
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は3日、過去24時間はロシア軍はどの方面でも大きく前進することができず、現在侵攻は止まっていると指摘した。
ロシアによる侵略の続くウクライナの東部ドネツィク州マリウポリでは、3月2日、ロシア軍による激しい攻撃が行われた。ボイチェンコ市長は、「ロシア侵略者は、住民を殲滅したがっている」と発言した。
クリミア出身のウクライナのプロボクサーであり、現WBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級統一王者であるオレクサンドル・ウシク氏は、現在キーウ(キエフ)の領土防衛部隊に参加している。同氏は、「いつリングに戻れるかわからない」と発言した。
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は2日、ウクライナ軍が2014年からロシア占領軍により占領されている東部ドネツィク州ホルリウカに進軍したことにつき、それはウクライナの町であるため、ウクライナは自分のものを取り戻すと発言した。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、ロシアにより侵略を受けるウクライナから隣国へと脱出した難民の数が100万人を超えたと発表した。
ロシアから侵略を受け続けるウクライナのゼレンシキー大統領は3日未明、ウクライナ国民にとって現在の戦争は「祖国戦争」であるとし、ロシア侵略者は激しい反撃を受け取ることになると発言した。