コスチャンティニウカはウクライナ防衛戦力のコントロール下にある=ウクライナ軍参謀本部
コヴァリョウ報道官が伝えた。
同氏は、ウクライナ軍の作戦統制センターの自動化システム「ズヴィン」による作戦状況反映データと、「デルタ」システムにおける衝突ラインのデータによれば、コスチャンティニウカは現在ウクライナ防衛戦力のコントロール下にあると発言した。
また同氏は、ウクライナ側の「スヒード(東)」第19軍団の部隊は、コスチャンティニウカ市内と同市近隣の指定された境界で防衛作戦を継続していると伝えた。
同時に同氏は、ロシア側はコスチャンティニウカを奪取する試みを断念していないとし、ウクライナ軍の戦闘陣形の深部に小規模な歩兵グループ(1~3名)が浸透する事例が発生していると報告した。同氏は、コスチャンティニウカ市内ではウクライナ防衛戦力によるこれに対抗する措置が継続されており、浸透した侵略軍兵士は発見され次第、殲滅されていると伝えた。
7月3日は、同方面でロシア軍が強襲行動を11回実施したが、成功していないという。他方で、同氏は、ロシア側は、政権幹部が引き続き偽情報を拡散していることを喚起した。
なお、ロシアによる「コスチャンティニウカ制圧」との発信については、米国シンクタンク「戦争研究所(ISW)」も、報告書にて、「同市内におけるロシア軍の実際の進進の真の程度に関する全ての利用可能な証拠に反している」として否定している。
ISWは、ロシアの意図に関して、「特に米国の7月4日の祝日に向けた西側メディアの戦争報道に影響を与えるために、」7月3日に指揮官たちとの会談を演出した可能性が高いと指摘している。また同研究所は、プーチン氏とロシア国防省は、主張するコスチャンティニウカの制圧を情報上の勝利を既に利用しようとしているとし、今後数日から数週間にわたってそれを継続する可能性が高いとも分析している。
写真:参謀本部