キーウ当局、3人目の死者に関する情報を否定 ウクライナ各地被害まとめ
トカチェンコ・キーウ市軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで報告した。
トカチェンコ氏は、「幸いなことに、3人目の死者に関する情報は確認されなかった」と書き込んだ。
キーウ市スヴャトシンシキー地区の被害 写真:ヴォロディーミル・タラソウ/ウクルインフォルム
キーウ市内の被害 写真:ダニーロ・アントニューク/ウクルインフォルム
またクリチコ・キーウ市長は、テレグラム・チャンネルにて、キーウ市内の同攻撃による負傷者数は現時点で20名、内妊婦1名を含む7名が病院に搬送されたと報告した。
南部オデーサ州につき、国家非常事態庁がフェイスブック・アカウントにて、州都オデーサがロシア軍の夜間の無人機攻撃を受け、3名が負傷したと報告した。
報告によれば、オデーサでは集合住宅が損傷し、上階で火災が発生したという。
また、9階建て建物、倉庫、自動車、スポーツ施設で火災が生じたと書かれている。
オデーサの被害 写真:ニーナ・リャショノク/ウクルインフォルム
中部ポルタヴァ州では、コフト州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルにて、同州への攻撃の際に、クレメンチューク市で、ドニプロ川にかかる橋の道路の表面が損傷したと伝えた。また、クレメンチューク地区では、民家、自動車、企業に損傷が出ているという。
その他、ポルタヴァ地区では、無人機の破片の落下で、公共企業の事務所が破損したとのこと。
ポルタヴァ州のマレツィキー・クレメンチューク市長は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍の攻撃でクレメンチューク市内のドニプロ川にかかる橋が損傷したことで、ダムを通じた無料でのバスの市民の移動が行われていると報告した。移動時間は約1時間だという。
北部スーミ州では、クリヴォシェイェンコ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルにて、7日朝にスーミ共同体の5階建て集合住宅に敵の無人機が着弾したと報告した。
同氏は、「10時30分頃、敵は自爆型無人機でスーミ共同体を攻撃。無人機は5階建て住宅に着弾したが、爆発はなかった。大規模な破壊は免、窓とベランダの枠が損傷した」と伝えた。
暫定情報では、犠牲者は出ていないとのこと。
その他、南部ザポリッジャについては、フェドロウ・ザポリッジャ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルにて、ザポリッジャでは負傷者が17名出ていると伝えている。
ロシア軍は、また南部ドニプロペトロウシク州のドニプロ、クリヴィー・リフ、ニコポリ地区、シネリニコヴェ地区も攻撃した。死傷者が確認されている。