ロシア軍、ウクライナ各地を航空攻撃 ポルタヴァ州で死者4名、負傷者31名
中部ポルタヴァ州では、5日未明の攻撃により産業企業や鉄道インフラが損傷し、4名が死亡、31名が負傷した。ジャキウニチ・ポルタヴァ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで報告した。
ジャキウニチ氏は、ロシア軍はポルタヴァ州をミサイルと無人機で攻撃したとし、ポルタヴァ地区の2地点にて着弾と撃墜された目標の破片の落下が確認されていると伝えた。
また産業企業が損傷し、3480世帯でガス供給が止まっているという。また、鉄道インフラも損傷したと報告されている。
同氏はさらに、死者が4名、負傷者が31名出たと伝えた。
クリメンコ内務相も、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍はポルタヴァ州のガス採掘施設を攻撃したと報告した。着弾現場に国家非常事態庁の職員が到着し、大規模火災の消火をしていたところ、ロシア軍が再び同地点を攻撃し、救助隊員2名が死亡したとのだという。
亡くなったのは、国家非常事態庁ポルタヴァ州作戦調整センター副所長のヴィクトル・クジメンコ氏と同庁で勤務する消防・救助隊員のドミトロー・スクリリ氏の2名だという。
クリメンコ氏は、さらにその2度目の攻撃によりさらに2名が死亡、8名が負傷したとし、合計で23名の救助隊員が負傷、内3名が重体だと伝えた。
中部キーウ州では、ロシア軍の攻撃により3名が負傷した。国家非常事態庁がフェイスブック・アカウントで伝えた。
同庁は、5日未明、ロシア軍による同州ブロヴァリ地区の住宅街への攻撃で2名が負傷、ヴィシュホロド地区の産業施設でも火災が発生し、1名が負傷したと報告した。
カラシュニク・キーウ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、ブロヴァリ地区では34歳の女性と37歳の男性が負傷したとし、またアパートのガラス、集合住宅の壁面、自動車が損傷したと伝えた。
ゼレンシキー宇大統領は、テレグラム・チャンネルにて、この他、東部のハルキウ州と南部のドニプロペトロウシク州やザポリッジャ州へのロシア軍の攻撃についても報告した。
ゼレンシキー氏は、「ロシアはハルキウ州も攻撃した。4名が負傷。残念ながら、1名が死亡した。哀悼を捧げる。ドニプロペトロウシク州では、重要インフラが攻撃された。州内で3名が負傷。パウロフラードでは送電線が損傷し、その影響で数千世帯が停電となっている。ザポリッジャ州とキーウ州も攻撃され、後者では3名が負傷。概して、ロシアの本日未明の主要な目標は、私たちのエネルギー・インフラ施設だった」と伝えた。
同氏は加えて、「プロパガンダ祝賀実施のために停戦を要請しておいて、その直前に連日、このようなミサイル・無人機攻撃を加えることは、完全な冷笑主義だ。ロシアは毎日攻撃を止めることができるし、そうすれば戦争も私たちの応戦も止まるのだ。平和は必要であり、そのためには現実の行動が必要だ。ウクライナは鏡のように行動する」と訴えた。
これに先立ち、ゼレンシキー大統領は4日、ウクライナによる5月6日0時からの停戦を発表していた。