ウクライナ情報機関はケルチ橋への3回目の攻撃を準備=英報道

ウクライナ情報機関はケルチ橋への3回目の攻撃を準備=英報道

ウクルインフォルム
英紙ガーディアンは、ウクライナ国防省情報総局がロシア領と一時的被占領下ウクライナ領クリミアを結ぶケルチ橋(クリミア橋)に対して3回目の攻撃を準備していると報じた。

ガーディアンが情報総局関係者の発言をもとに報じた

情報総局高官は、ケルチ橋の破壊は「不可避だ」と発言した。

情報総局の人物は、ガーディアンに対して、「私たちは、それを2024年上半期に行う」と述べ、ブダーノウ情報総局局長はすでに「その目的を遂行する手段のほとんど」を有していると指摘した。また、ブダーノウ氏は、ゼレンシキー宇大統領が採択した、黒海におけるロシアの海軍プレゼンスを「最小化する」という計画にしたがっているという。

記事には、ロシアのプーチン大統領にとってケルチ橋は、自身が最大の政治的達成の1つだとみなしている、2014年のロシア軍の秘密の戦友と偽の「住民投票」を使うことで「復帰」をはっきり想起させるものだと書かれている。

一方で、ウクライナにとっては、その橋は、ロシアによるクリミア違法「併合」の憎悪の象徴であることが喚起されており、その破壊はウクライナのクリミア解放キャンペーンを強め、戦場内外の士気を高めるものだと説明されている。

記者は、その攻撃がどのように行われるかは不明だと書いており、その理由としてロシアが橋を守るための広範な方策を取っており、防空を強化し、近付いてくる誘導ミサイルに対するデコイの役割を担う、「標的船」を展開していることを伝えている。

その他、過去5か月の間に、ウクライナがロシア黒海艦隊の7隻の艦船を撃沈しており、最近も「セルゲイ・コトフ」がケルチ橋の南をパトロールしている際に、無人水上艇「マグラV5」10隻による夜間の襲撃を受けて撃沈されたことが喚起されている。情報総局関係者は、それは橋への新しい攻撃の前の「形成作戦」だったと述べている。

これまで、ケルチ橋は、2回攻撃を受けて、その後修復されている。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-