EUはロシアに対する恐怖を取り除き、ウクライナの勝利を支援すべき=リトアニア外相
リトアニアのランズベルギス外相は27日、欧州連合(EU)がウクライナの戦争勝利を効果的に支援する上での最大の障害となっているのは、ロシアへの恐怖、同国のあり得る反応に対する恐怖であるとし、ロシアはその恐怖こそをEU、NATO加盟国に対するハイブリッド攻撃への「招待状」だとみなしているのだと指摘した。
写真・動画 ウクライナのゼレンシキー大統領は27日、マドリード訪問時にスペインのサンチェス首相と両国間安全保障協定に署名した。
リトアニアのランズベルギス外相は27日、欧州連合(EU)がウクライナの戦争勝利を効果的に支援する上での最大の障害となっているのは、ロシアへの恐怖、同国のあり得る反応に対する恐怖であるとし、ロシアはその恐怖こそをEU、NATO加盟国に対するハイブリッド攻撃への「招待状」だとみなしているのだと指摘した。
中国外交部の毛報道官は、現時点では6月にスイスで開催されるロシア・ウクライナ戦争解決に向けた国際会議「グローバル平和サミット」について中国の公式な代表団の出席に関する情報を認めることはできないと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、今年7月にワシントンで開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議につき、ウクライナへの防空システム「パトリオット」7基の供与と、米国による戦闘機「F16」の供与の決定が下されることが最善の結果となると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は27日、スペイン首都マドリードを訪問して、サンチェス西首相と会談する。
イタリアのタヤーニ外相は、ストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長がウクライナに供与された武器でのロシア国内軍事施設への攻撃禁止を解除するよう要請したことについてコメントした。
ウクライナのゼレンシキー大統領は26日、現在最も激しい戦闘が生じているのは東部ドネツィク州ポクロウシク方面だと報告した。また、東部ハルキウ州でもロシア軍は、ヴォウチャンシクとリプツィへの襲撃の試みを断念していないという。
25日のロシア軍によるウクライナ東部ハルキウの大型ホームセンター「エピツェントル」への空爆による死者数は、26日夕方の時点で16人に上っている。
ウクライナ首都キーウのボンダレンコ副市長は26日、市内に6つの小型熱電併給機が設置されると発表した。
スウェーデン政府は、ウクライナがロシア領内の軍事目的を攻撃する際にスウェーデンに提供された武器を使用することを許可している。
2024年5月26日
25日のロシア軍によるウクライナ東部ハルキウの大型ホームセンターへの爆撃による死者数は、26日時点で13人に上っている。
ウクライナのゼレンシキー大統領は26日、ロシアは国境沿いにさらに1つの部隊を集結させ、あらたな攻勢の準備をしていると発言した。
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、25日同国東部ハルキウの大型ホームセンター「エピツェントル」を滑空誘導爆弾2弾で攻撃。26日朝の時点で死者が12名、負傷者が43名判明している。また、ロシア軍はハルキウ市中心部もミサイルで攻撃し、負傷者が25人出ている。
2024年5月25日
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、同盟国に対して、ウクライナがロシア領の軍事目的を攻撃する際の制限を解除するよう要請した。
2024年5月24日
ウクライナのクレーバ外相は24日、ロシアの匿名の政権関係者が、プーチンには現在の衝突ラインで戦争を凍結させる準備があると発言したことの目的は、ウクライナが主導し、スイスで来月開催される「平和サミット」を破綻させたいこと、クレムリンが同サミットを非常に恐れているということの現れだと説明した。
米国防総省は24日、ウクライナに対する総額2億7500万ドル相当の新たな安全保障支援パッケージを発表した。
24日、ウクライナの国営通信「ウクルインフォルム」の新総裁にセルヒー・チェレヴァティー氏が任命された。
一時的被占領下クリミアのセヴァストーポリ湾では、19日にウクライナ防衛戦力の攻撃を受けたロシア軍ミサイル艦「ツィクロン」の救助作業が行われている。
ウクライナのシュミハリ首相は24日、ガビオン(蛇籠)やコンクリートの石棺は重要インフラ施設をロシアの自爆型無人機から守る上での効果を発揮していると発言した。
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は23日、ロシアが占領する地域からウクライナ政府管理地域に13人の児童を帰還させることに成功したと発表した。
ウクライナ大使館がアフリカ北西のモーリタニア・イスラム共和国での活動を正式に開始した。
日本政府は、ウクライナの国境警備庁中央病院にMRI機材を供与した。
米国アリゾナの米軍基地で行われていたウクライナ操縦士の最初のグループによる戦闘機「F16」の訓練が終了した。
中国とブラジルは、ロシア・ウクライナ戦争の政治的解決に関して、平和会議の実施は、ウクライナとロシアの双方が認めたもので、全ての当事者が平等に参加し、全ての和平計画が議論されるものを支持するという共通の立場を表明した。
米ニューヨークタイムズ紙は、ブリンケン米国務長官やバイデン米大統領のその他側近数名が、ウクライナにロシア領内施設を米国提供の武器を使って攻撃することを許可するようバイデン氏を説得するための提案をまとめていると報じた。
ウクライナの電力会社「ウクルエネルホ」は、5月24日はウクライナ全土で産業向けと個人消費者向けに計画停電を導入すると発表した。
2024年5月23日
23日、ウクライナ国防省情報総局の無人機がロシア領タタールスタンに位置する軍事企業を攻撃した。
ロシア軍の23日朝10時台のウクライナ東部ハルキウ州の州都ハルキウと近隣のリュボティンをミサイルで攻撃。これによる死者は7名、負傷者は17名に上った。その後、13時台にロシア軍はさらにハルキウとデルハチを空爆。現時点で6名の負傷者が判明している。
ウクライナ国防省情報総局のユソウ氏は23日、ロシア軍のハルキウ州における攻勢は計画していたものとは程遠い成果となっていると指摘した。
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、23日同国東部ハルキウ州の州都ハルキウと近隣のリュボティンを少なくとも15弾のミサイルで攻撃した。現時点までに、死者が6名、負傷者が11名出たことが判明している。