ウクライナのEU加盟は迅速にはならない=ベルギー首相
ウクルインフォルム
ベルギーのドゥ=ウェーヴェル首相は23日、ウクライナの迅速な欧州連合(EU)加盟は現時点では現実的ではないとの見方を示した。
ドゥ=ウェーヴェル首相がキプロスでのEU非公式首脳会合の開始前に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ドゥ=ウェーヴェル氏は、「EU加盟に関しては、私たちは引き続き『メリット(実績)ベース』のアプローチを維持すべきだと考えている。そこに迅速な手続きはあり得ない。同時に、多層的な欧州というモデルを検討する価値はあるかもしれない」と述べた。
また同氏は、「短期的な展望でのウクライナのEU完全加盟は、私個人としては非現実的だと考えている」と述べ、加盟は交渉クラスターの開始、改革や進展評価という段階的なプロセスだと指摘した。その際同氏は、「一部の国々はこの道を数十年歩いている」と強調した。
一方で同氏は、戦争及び対ロシア抑止におけるウクライナの役割を受けて、欧州は追加のメカニズムを模索すべきだとも主張した。その際同氏は、「同時に、ウクライナに関してより多くのことを行う大きな準備がある。なぜなら、同国は凄惨な戦争を経験しており、同時にロシアに立ち向かうことで私たちの安全を確保しているからだ。従って、多層的な欧州の中でいかにして同国に明確な展望を与えるかは考えるべきだ」と述べた。
その他同氏は、和平プロセスにおける欧州のより積極的な役割の必要性を指摘し、EUは交渉に直接関与すべきだと訴えた。
同氏はそして、ウクライナへの支援は不変でなければならず、ロシアがこの戦争に勝利してはならないと強調した。同氏はまた、公正な平和の達成が重要だとも指摘した。