EU上級代表、ウクライナ・ロシア首脳会談の可能性に関する米ウィトコフ氏の楽観論に同意せず
カラス外務・安全保障政策担当上級代表がブリュッセルで開催されるEU外務理事会の前に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
カラス氏は、「私はその楽観論は共有していない。なぜなら、ロシア側の交渉担当者は真に真剣ではなく、政治的な事柄について話したがっていないからだ。私たちは、ウクライナが断念する準備できていないことを同国に譲歩させ、断念させるための大きな圧力を目にしてきたが、それは永続的な平和をもたらさない。そのため、数週間、あるいは数か月以内に結果を目にするということについて、私はそれほど楽観的ではない」と発言した。
また同氏は、本日EU各国の外相たちが、現在進行中の和平交渉の文脈で、欧州がロシアに対して提起すべき問題について議論すると伝えた。
同氏はその際、「和平交渉に関して、これまではウクライナに対して圧力がかけられてきた。しかし、ロシアはこの戦争における侵略国であり、圧力はロシアに対しても向けられるべきなのは明らかだ。もし私たちがこの戦争を終わらせ、戦争が継続しないことを望むのであれば、ロシア側からの譲歩も目にする必要がある」と強調した。
記者から、EUはEUを代表してロシアと交渉する権限を誰が持つか明らかにしたかと質問されると、カラス氏は「誰がロシアと話すかよりも重要なのは、私たちが彼らと何を話したいかである」と答えた。
また同氏は、二国間ベースであれ欧州の代表としてであれ、ロシアと交渉を行う者は、ロシアが何を譲歩する準備があるかという問題を提起しなければならないと指摘した。同氏はそして、ロシアとの交渉について、「多くを求めれば少しは得られるが、求めるものが少なければ何も得られない。そして何も求めなければ、余計な代償を払うことになる」と説明した。
その他同氏は、制限されるべきなのはウクライナ軍の規模ではなく、ロシア軍の規模であるとし、なぜなら、ロシア占領軍こそが「問題」だからだと指摘した。
これに先立ち、ウィトコフ米大統領特別代表は、フォックスニュースとのインタビュー時に、ウクライナとロシアの代表団が参加する次の交渉が3週間以内に行われ、もしかしたら首脳レベルの会談につながるかもしれないと発言していた。