ゼレンシキー宇大統領、クリスマス休戦提案を支持
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、メルツ独首相による、クリスマス時期に休戦を導入するという提案を支持すると述べた。
ゼレンシキー大統領が15日のベルリンでの会合後の記者団とのやりとりの際、記者からの質問に答える形で発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ウクルインフォルムの特派員の質問に対し、ゼレンシキー氏は、「フリードリヒ(メルツ独首相)は確かにそのような提案をした。そして今日彼は、公に、また私たちの話し合いの際にも、発表した。米国はそのような提案を支持している。私は大統領として、当然そのような提案を支持している。私は、エネルギー分野での休戦も正常なことだと思う。いかなる停戦も私たちは支持していく。私たちは、戦争終結に向けた措置において、欧州全体、そして米国を支持している」と述べた。
同時に同氏は、多くのことが「ロシアの政治的意志にかかっている」とも指摘した。そして同氏は、「しかし、加えて言いたいことは、多くのことが私たちの文書作成(の進捗)にもかかっているということだ」と発言した。
これに先立ち、14、15日、ウクライナと米国の代表団がベルリンにて和平計画に関する交渉を行っていた。
また、15日、ベルリンにて、ゼレンシキー大統領と欧州首脳と米国代表団のウィトコフ米大統領特使とクシュナー氏が協議を行っていた。
さらに欧州諸国の首脳と欧州連合(EU)幹部は15日、ウクライナ、米国、欧州諸国が、ウクライナのおける平和達成のパラメーターについて合意したとする共同声明を発出していた。