ロシアの新たな攻撃により、ウクライナ複数州で停電発生
ウクルインフォルム
11月5日朝の時点で、ロシアの攻撃により、ウクライナの複数の州で停電が発生している。同日の電力制限は7時から21時まで実施される。
国営エネルギー企業「ウクルエネルホ」がフェイスブック・アカウントで伝えた。
報告には、「敵のエネルギー・インフラへの攻撃の結果、朝の時点で、いくつかの州、特にスーミ州で新たな停電が発生している。現在の治安状況が許す限り、あらゆる場所で緊急復旧作業が行われている。電力会社の職員は、損傷した設備をできるだけ早く復旧させ、全ての消費者に送電を再開するために、できる限りのことを行っている」と書かれている。
また、エネルギー・システムへのこれまでの大規模攻撃の影響により、ウクライナ全土で電力消費の制限措置が適用されているという。産業・ビジネス向けには7時から22時まで制限措置が、また大半の州では21時まで計画停電が適用されているという。
さらに同社は、5日6時30分時点の電力消費量は、前日と同じ水準だとし「節電の必要性は続いている。強力な電化製品の使用を制限して欲しい。22時まで、そのような機器を複数同時に利用しないで欲しい」と呼びかけている。
同時にウクライナのエネルギー省広報室は同日、ドネツィク州、スーミ州、およびチェルニーヒウ州のエネルギー施設に対して、ロシア軍が攻撃を行ったと報告している。