ウクライナ、欧州3国と無人機取引を締結
ゼレンシキー宇大統領がフェイスブック・アカウントで報告した。
アンカラではまず、エストニアとの間で無人機技術分野における二国間協力協定が署名された。
ゼレンシキー大統領は署名式の際、「過去数年間ずっと、私たちの人々に提供してくれた大きくかつ前向きで、重要な支援と姿勢につき、エストニアの全ての人々に感謝している」と発言した。
ミハル・エストニア首相は、署名された協定はエストニアによるウクライナへの長期的な支援を裏付けるものだと強調した。また同氏は、「この協定は、無人機技術分野においてウクライナとの実務的な協力を発展させていく私たちの信頼と準備を示すものだ。エストニアは今後も、必要とされる限りの間ずっと、ウクライナを支援し続ける」と発言した。
ゼレンシキー大統領は、オランダのイェッテン首相ともアンカラで、無人機取引に署名した。

ゼレンシキー氏は、「共同生産と技術発展のためのさらに多くの機会、そして重要なこととして、専門的知見の共有と武器輸出における体系性がもたらされる。ロシアの攻撃から私たちの人々の非常に多くの命を守り、支えるのを助けてくれたオランダの支援に感謝している」と伝えた。
同氏はまた、「欧州の生活スタイルを完全に守るには、欧州自身の対弾道ミサイル能力が必要だ」と主張した。
ゼレンシキー氏は同日、デンマークのフレデリクセン首相とも無人機取引を締結した。また、ゼレンシキー氏は、デンマークとの締結により、ウクライナは無人機取引を9つの国と締結したことになると指摘した。
ゼレンシキー氏は、「共同の防衛生産、専門的知見の共有、武器輸出の透明性のためのより多くの機会を開くこのフォーマットに、ますます多くのパートナーが加わっていることは重要だ。共に新たな安全保障構造を構築している」と指摘し、今回の署名につきデンマークに謝意を伝えた。

また同氏は、デンマークとは「デンマーク・モデル」と呼ばれる方式でウクライナ国内での共同生産を開始した経緯があることを喚起した上で、今後デンマークが、戦争中に試されたウクライナの武器の輸出にアクセスできるようになるのはまったくもって正当なことだと指摘した。
その他同氏は、フレデリクセン氏とウクライナの防空強化、欧州の対弾道ミサイル能力に関する作業について協議したという。同氏はその際、「私たちにとって現在、『パトリオット』用ミサイルをできるだけ早く受け取ること、弾道ミサイルの脅威から防衛するための欧州自身の能力を共に発展させていくことが非常に重要だ」と主張し、防衛面、財政面でのウクライナへの継続的な支援、「ウクライナの優先必要品リスト(PURL)」プログラムへのこれまでの拠出につきデンマークに謝意を伝えた。
なお、ゼレンシキー大統領は、7、8日の北大西洋条約機構(NATO)首脳会談に参加するために、アンカラを訪問している。
写真・動画:大統領府