米国、中東でウクライナの無人機検知技術を導入=ロイター
ウクルインフォルム
米軍はここ数週間で、サウジアラビアにある主要な米国空軍基地において、無人機に対抗するためのウクライナの技術を導入した。
ロイターが5人の関係者の話を元に報じた。
ロイターは、これまで報じられていなかった、プリンス・スルタン空軍基地へのウクライナの技術プラットフォーム「スカイ・マップ」の展開を、ウクライナ軍が対無人機技術をいかに急速に進化させたかを示す兆候だと指摘している。
報道には、ウクライナ軍人がここ数週間のうちにサウジアラビアの米国基地に到着し、米軍兵士に対して「スカイ・マップ」の運用訓練を行ったという。同プログラムは、イランが開発した「シャヘド」型と呼ばれる自爆型無人機をはじめとする無人機の脅威を検知するために、ウクライナ軍で広く使用されているもの。
さらには、ウクライナ軍人は、迎撃用無人機の使用による迎撃方法についても米国軍人に訓練を行ったという。
この種のプラットフォームは、通常、地図やリアルタイム動画を備えた情報パネルであり、レーダーやセンサーからのデータを統合して、飛来する脅威を検知する。
関係者は、ある企業が無人機攻撃への対抗を調整を行うためのソフトウェア・プラットフォームとして「スカイ・マップ」を開発したと説明している。
3人の関係者によれば、同基地では迎撃機「メロプス」が使用されてきたという。同機は、元グーグル最高経営責任者のエリック・シュミット氏が支援する米国企業プロジェクト・イーグルが開発した無人機である。関係者らは、米国当局者は新しい対無人機システムのテストの初期段階で、いくつかの困難に直面したとし、今月初めにプリンス・スルタン基地での試験中に、迎撃機「メロプス」が制御を失い、基地内のトイレ設備に激突したと伝えた。