ロシア航空機からの防衛のために対弾道ミサイルシステム「THAAD」のウクライナ配備に期待=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、現在中東諸国が運用しているTHAAD(ターミナル段階高高度地域防衛システム(Terminal High Altitude Area Defense System))などの対弾道ミサイルシステムをウクライナに配備できれば、ロシアの航空爆弾による脅威を無効化できる可能性があると指摘した。
ゼレンシキー大統領が記者団とのやりとりの際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、これらのシステムの供与可能性は米国側と協議されたと述べた。
その際同氏は、「ウクライナは既に中東及び湾岸諸国の代表者と協議や専門知識(の共有_を行ってきた経験がある。その際、私たちはそれらの国々が保有しており、私たちが保有していない対弾道ミサイルシステムをあてにしたいと思っている。具体的にはTHAADなどのシステムのことだ。そのようなシステムは欧州にも存在しない。それらがウクライナへの配備がとても必要だ。そうすれば、例えばロシアの航空爆弾の脅威はウクライナから消え去るだろう。少なくとも200キロ圏内からは確実にその脅威を取り除けるはずだ。ロシアの航空機は近づくことすらできなくなって、終わりだ」と述べた。
また同氏は、ウクライナ側は本件についても回答を得たいと考えていると指摘した。同氏はさらに、ウクライナは本件に関する自らの見解を提示すると述べ、「その後、米国側がそれら全てを分析するだろう。もしかしたら何かを削減するかもしれないし、削減しないかもしれない。そして私たちに回答するだろう。私たちはこれを近い将来に行うことで合意した」と補足した。
写真:大統領府