キーウ近郊での衝突事件 ウクライナ裁判所、自称医師のモロダー被告に未決勾留措置

ウクルインフォルム
キーウ近郊での衝突事件 ウクライナ裁判所、自称医師のモロダー被告に未決勾留措置
ウクライナのキーウ市ソロムヤンシキー地区裁判所は4日、同国中部キーウ州ペトロパウリウシカ・ボルシチャヒウカでの住民と治安機関の衝突事件におけるヴァレンティーナ・モロダー被告に対し、保釈機会のない勾留という未決囚予防措置を選択した。

予審裁判官が発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

裁判官は、「裁判所は以下の判決を下した。請求を容認する。ヴァレンティーナ・モロダー被告に対し、保釈金の額を定めない60日間の勾留の形の予防措置を適用する」と伝えた。本決定の効力期間は、当面2027年1月2日までだという。

また同日、保安庁(SBU)広報室は、ペトロパウリウシカ・ボルシチャヒウカでの騒動を組織した人物3名を拘束し、容疑を伝達したと公表した。

捜査資料では、「拘束された者の1人はキーウ州の女性住民であり、金銭的報酬と引き換えにウクライナ国家警護隊の臨時配置地点付近で衝突を扇動した」とされている。

SBUは、「10月30日に首都地域の別の住民から、部隊の配置地点の外へ国家警護隊の軍人を連れ出す注文を同女性が受けたことが判明した。容疑者は救急医療の提供を装ってこれを行う手はずであった。国家警護隊隊員をあたかも病院へ搬送するかのように演出するために、容疑者は自らを医療従事者と偽り、ウクライナのどの医療機関とも無関係の私用車を動かした。また、犯罪を実現するため、この女性は軍人の連れ出しの際に金銭目的で救急救命士役を演じることに同意した知人を関与させた」と説明した。

またSBUは、「暴動の前日にその男性が国家警護隊の臨時配置地点付近で事前調査を行い、その後その近くで衝突が生じた」と伝えた。

SBUはさらに、「捜査で判明したことは、11月2日に国家警護隊部隊の配置地点付近にいた際、自称医療従事者は社会での反響を引き起こして暴動を扇動するために、ソーシャルメディア上で印象操作的な情報を拡散し始めた」と伝えた。それがその後現場での衝突と防衛戦力の合法的な活動の妨害を誘発したという。

SBUはまた、容疑者の携帯電話のデータを調べていた際に、ウクライナ防衛者を批判する目的の無許可の集会を開催するシナリオを協議している第三者たちとのメッセージのやりとりを発見したと伝えた。

その他、捜査の際に、国家警護隊のバスの封鎖や損壊を呼びかけた衝突の際に積極的に行動していた女性も拘束されたという。

煽動の発注者と2名の共犯者に対しては、ウクライナ刑法典第114-1条1項(特別期間におけるウクライナ軍及びその他の軍事組織の合法的な活動の妨害)、第114-2条2項(戒厳令下で行われたウクライナ軍またはその他の法律に従って創設された軍事組織の移動、移送または配置に関する情報の無許可の拡散)の2つの条項に基づき容疑が通告されたという。

捜査は継続中だという。

これに先立ち、2日、キーウ州ペトロパウリウシカ・ボルシチャヒウカにて、民家の近くで住民が集結して、抗議者と治安機関との間で衝突が生じていた。また、衝突の前には、武装した人物たちがその建物の地下に約40人の人物が違法に拘束されているとの情報が拡散されていた。ウクライナ国家警護隊は、その建物は国家警護隊の部隊の1つが使用しており、無断離隊した者が拘束されており、国家警護隊の隊員もいると説明していた。

写真:メディア探偵


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