ウクライナ汚職捜査機関の捜査官の自宅で盗聴器発見
ウクルインフォルム
ウクライナの政権高官の汚職犯罪の捜査に特化した「国家汚職対策局(NABU)」の捜査官の住居から、情報の秘匿収集に使用された可能性のある機材が発見された。本件につき刑事手続きが開始されたという。
NABUがテレグラム・チャンネルで伝えた。
発表には、「NABUのある捜査官部隊のトップの住宅を調べたところ、情報の秘匿収集に使用された可能性のある機材が発見された。この事実に基づき、NABU捜査官らは裁判前捜査を開始した。現在、事案のあらゆる状況の解明とこの機器の設置に関与した人物の特定が進められている」と報告されている。
NABUはまた、上の階の部屋の所有者が、法執行機関職員を名乗る人物たちから連絡を受け、下の部屋にはロシアのスパイが住んでいると説明されたと述べたと伝えた。
そしてNABUは、「捜査官たちは、男たちの内1名をウクライナ保安庁(SBU)の現職職員であると特定した」と報告した。
また同局は、機器が発見された住宅の捜査官が、税関分野における汚職違法行為、一部の法執行機関職員及び国営企業の活動に関するものなど、一連の大きな反響を呼んでいる刑事捜査に参加していると報告した。
そしてNABUは、同局の職員に関するいかなる不法な情報収集の試みも看過できず、汚職対策捜査の独立性と効果に対する脅威を生じさせかねないと強調した。そして、事件の全ての状況に対し、裁判前捜査の枠内で適切な法的評価が下されると伝えた。
写真:NABU