ウクライナ、キーウなどの都市で5日目の抗議集会開催
キーウでは数百名の参加者がメッセージの書かれた段ボールの紙を持ち、政権に対してフェドロウ氏解任に関する決定の見直しを呼びかけた。同時に、人々は、ゼレンシキー大統領に対してシルシキー軍総司令官を解任するよう呼びかけている。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
キーウでの抗議行動 写真:マルヤンナ・コティク/ウクルインフォルム
キーウの集会参加者たちは「恥を知れ」「ウクライナはロシアではない」「戦争に休暇はない」「私たちは沢山いる、打ち負かされない」「一つの、唯一の、統一されたウクライナ」「シルシキーは去れ」などと叫んだほか、人気歌謡曲「チェルヴォナ・ルータ」を歌った。
写真:ダニーロ・アントニューク/ウクルインフォルム
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東部ハルキウでも5日連続で抗議行動が続いている。
ハルキウでのフェドロウ氏支持及びシルシキー氏反対の集会 写真:ヴヤチェスラウ・マジイェウシキー/ウクルインフォルム
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西部テルノーピリでも、人々がフェドロウ氏を国防相職へ戻すこと、シルシキー軍総司令官を解任することを求めて集会を開催した。
本日、州議会及び州軍行政府の建物の壁の下に100名以上の人々が集まった。彼らは「一つの、唯一の、統一されたウクライナ」というスローガンを叫んだ。
テルノーピリで続く抗議集会 写真:ユリヤ・トムチシン/ウクルインフォルム
テルノーピリ市民のテチャーナ氏は、自らの段ボールに「ヘルソン市やヘルソン州は黙っていない。ただ無人機が集会をさせてくれないのだ」と書いていた。彼女は、故郷では絶え間ないロシア軍の攻撃によりそのような集会を開くことが困難であるため、自分の代わりにこのプラカードを書いてほしいと頼んだヘルソン在住女性のソーシャルメディアの投稿を読んだと伝えた。
ヘルソン出身のイェウヘーニヤ・ミロネンコ氏は手に「私はヘルソンのために立っている」というプラカードを手にしていた。

ミロネンコ氏は、「私は、平和の到来を望んでおり、家へ帰りたい。また、この『家』という感覚があること、特に防衛者たちにおいてその感覚が生じることを切に望んでいる。私は2013年からの市民活動家で、ヘルソンで集会を開催してきたし、全てのことを何度も経験してきた…。私たちが始めたことを最後までやり遂げ、私たちの国に最終的に正義がもたらされることを望んでいる」と述べた。
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南部ミコライウでは、20日の夕方、主に若者からなる約80名の人々が市の中心部に集まり、歩行者通りのソボルナ通りを行進した。
参加者たちは、手に「フェドロウを戻せ、シルシキーは去れ」「責任に休暇はない」「体系的変化の時が来た」「フェドロウではなく捕虜を交換せよ」などと書かれた段ボールを持っていた。中にはペットの犬を連れてきた者もいた。
集会参加者で法律家のテチャーナ氏は、「私たちは自分たちの声が届くまで通い続ける。国に何らかの秩序があることを望み、フェドロウ氏が全ての中で最も効果的であるのだから、彼が国防相であることを望む。首脳陣が正しい決定を下し、民の声を聞くことを望んでいる」と述べた。
青年市民団体「国家の力」の代表者アナスタシヤ氏は、抗議者たちには具体的要求があり、それを市議会へ提出したと述べた。現在のところ回答は得られておらず、そのため行動を継続する計画だという。
アナスタシヤ氏は、「政治危機の中に休暇に入ることは選択肢ではないため、私たちは、ウクライナ最高会議の臨時会合の即時開催を要求する。防衛分野における改革のテンポを維持するため、私たちは大統領に対してフェドロウ氏を国防相の候補に推薦すること、そして議会が同氏を支持することを呼びかける」と述べた。
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西部チェルニウツィーでは、人々が再び集会に集まった。7月20日夕方、約100名のチェルニウツィー市民が段ボールを持って中央広場にやってきた。人々はフェドロウ氏を支持しシルシキー氏に反対するスローガンを叫んでいる。有志の市民たちが抗議参加者たちへ水、紅茶、コーヒー、お菓子、ピザを持参していた。通りかかる自動車は抗議参加者たちへの支持のクラクションを鳴らしている。
チェルニウツィーの抗議集会 写真:ヴィタリー・オリーニク
これに先立ち、14日、ウクライナ最高会議(国会)はスヴィリデンコ首相の辞任を承認した。これに伴い、内閣が自動的に総辞職した。
16日、最高会議は、コレツィキー新首相と、同氏が提示した新しい閣僚リストを承認した。ただし、外相と国防相は大統領提案枠であり、この承認リストには含まれていなかった。
ゼレンシキー大統領は16日、フェドロウ国防相の更迭の理由は、国防省と軍のトップの間の意思疎通の欠如だとし、自身が間に入らなければ、双方の対話は行われていなかったと発言していた。
ゼレンシキー大統領は18日、フェドロウ前国防相やシルシキー軍総司令官などと協議を行ったとし、軍に関する新たな決定が準備されると発言していた。