ゼレンシキー宇大統領、アブダビでの宇米露3者交渉の主な議題に言及
ゼレンシキー大統領が訪問先のベルリンでのメルツ独首相との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、ウクルインフォルムの特派員からの質問に答える形で、「米国側はすでに、ウクライナのための安全の保証と私たちの国家の復興パッケージについて話し合いたいとのシグナルを出している。彼らはまた、私たちが11月10、11日のアブダビでの会談で提起したい問題を、私たちのチームと協議している」と伝えた。
また同氏は、ウクライナの関心は第一に、エネルギー部門と重要インフラに対する攻撃停止を提起することであり、第二の関心は黒海の封鎖解除(編集注:黒海海上での停戦による商業船の自由な航行の確保の意)だと説明した。
同氏はその際、「その点(編集注:海上封鎖)ではウクライナだけでなく、私の見解では、ロシアも関心を持っているし、またアフリカやアジアの他の国々や、私たちの様々なパートナー諸国も間違いなく関心を持っている」と発言した。
さらに同氏は、ウクライナの第三の関心は人に関する問題だとし、「どのようなフォーマットで私たちが(編集注:被拘束者の)交換を拡大できるか、望ましいのは、(被拘束者の)全員対全員の交換だが、少なくともどのようにして交換を拡大し、人々の家への帰還をより活発にできるかだ」と述べた。
同氏は加えて、アブダビでの3者交渉の際に参加者たちがウクライナ、ロシア、米国の首脳会談を準備しなければならないとも発言し、同時に、その首脳会談は欧州代表者の参加のもとで開催されるべきだとも述べた。
その際同氏は、「欧州がいずれかのフォーマットで交渉に関与しなければ、安定した持続可能な平和はあり得ない」と強調した。
これに先立ち、米国のウィトコフ大統領特使は2日、11月10、11日にアラブ首長国連邦のアブダビにて、ウクライナとロシアが実務レベルで交渉を行うと発表していた。