オレシュキへ燃料、食料、医薬品、衛生用品を運搬へ=人権問題担当全権代表
ルビネツ全権代表が、ラントラトヴァ露人権問題担当全権代表との共同記者会見の際に述べた。ルビネツ氏が記者会見の動画をXアカウントに投稿した。
ルビネツ氏は、「今日の段階で、私たちは現地にとどまる全ての住民のために共同の人道支援物資をオレシュキへ届けることになる。支援を希望する一人一人がそれを受け取り、オレシュキからの避難を希望する者へも支援が提供される」と伝えた。
また同氏は、避難を希望する住民を支援することで双方が合意したと強調した。住民には本人の希望に応じてウクライナまたはロシアへの避難の機会が与えられるという。
また、ロシア側のラントラトヴァ全権は、「本日、ヘルソン州オレシュキ市へ人道支援物資を届ける大型車列が編成された。人道支援物資は、私たちに寄せられた人々のニーズに応じて編成された。食料品、衛生用品、必要な全てのもの、医薬品、燃料など、人々に必要な全てのものだ」と述べた。
ラントラトヴァ氏はさらに、人々が地域からの避難の意思を示した場合、全ての安全措置を遵守した上でその機会が完全に組織されると明言した。
そして同氏は、「本日、バス25台で構成される大型車列が編成された。全体で少なくとも750席が確保される。さらに必要な場合の、寝たきりの人々のための特別なバスが組織された。私たちはそのような席を約30席準備した」と述べた。
同氏はそして、作戦には追加で救急車9台も投入され、必要な支援を提供する準備の整った医療従事者や衛生兵など50名以上の専門家が作業していると発言した。
加えて同氏は、人々が食事を取れるよう、各バスには水と乾燥食料が備え付けられており、必要に応じて温かい食べ物の入った魔法瓶も用意されていると述べた。ペットを連れて行きたいという要望にも対応できるという。
そして同氏は、「本日14時まで、避難を決めた人々が登録を行ってバスに乗る機会がある。人道支援物資の配布は14時以降に開始される。大きな混雑を作り出さず、混乱を避けるため、これはプロセスの然るべき組織において極めて重要だ。(中略)人々に必要な人道支援物資を渡し、彼らの安全を確保することが私たちの重要なミッションだ」と述べた。
同時に同氏は、協力、プロセスの組織、停戦体制の遵守についてウクライナ側のルビネツ全権に謝意を表明し、「全てが正に最高水準で準備された」と述べた。
同氏はまた、「このような準備は常に生命へのリスクを伴うことを指摘しなければならない。地雷除去の際、地雷除去員1名が死亡し、さらに1名が死亡した。私たちは死者の遺族や近親者に哀悼の意を表する。同時に、現在は全ての安全措置が講じられていることを強調したい」と補足した。
これに先立ち、ウクライナは、キーウ時間の10月27日3時から、ウクライナ南部ヘルソン州の一時的被占領下にあるオレシュキでの人道作戦実施のため、指定地域において停戦体制を導入していた。
また、ルビネツ最高会議人権問題担当全権代表は27日、ウクライナ南部ヘルソン州被占領下オレシュキでの人道ミッションは他の集落に拡大する可能性があると発言していた。
ルビネツ氏は、停戦は11月1日まで続くと伝えている。
写真:オレシュキ・ネズラムニ(テレグラム)