ウクライナ議会、世界に対し1944年のクリミア・タタール人追放をジェノサイドと認めるよう要請
ウクルインフォルム
ウクライナ最高会議(国会)は14日、諸国の政府及び議会、国際機関に対し、1944年にソ連が実行したクリミア・タタール民族全体のクリミア半島からの追放をジェノサイドとし、その犠牲者を追悼すること、並びにウクライナの一時的被占領地におけるロシアによる人権及び自由の侵害に対応するための取り組みを求める声明を採択した。
最高会議議員272人が関連決議案第15227号に賛成した(過半数は226)。
声明にて、議員たちは、クリミア・タタール人のジェノサイドの犠牲者を追悼すること、1944年のクリミア・タタール人追放をジェノサイド行為と国際的に承認する動きに加わることを要請している。
最高会議はまたパートナーたちに対して、ロシアによるクリミア半島の違法な強制併合を認めない政策を維持すること、クリミア・タタール人への迫害、クリミア・タタール民族代議機関「メジュリス」の活動禁止、その他のロシア占領政権による差別的慣行を非難することを呼びかけた。
議員たちはさらに、クリミアでの人権侵害に関する欧州人権裁判所、国連人権理事会、その他の国際機関の決定の履行を促すこと、クリミア・タタール人代表者を含むウクライナ国民政治囚の解放に向けた国際的努力を強化することを要請している。
加えて議員たちは、2014年から一時的被占領下にあるクリミアで犯された国際犯罪の捜査及び訴追に関する国際刑事裁判所の活動を支持すること、ウクライナに対する侵略犯罪に関する特別法廷の立ち上げ及び活動への支持を呼びかけた。