領土問題はプーチン氏との会談で解決すべき=ゼレンシキー宇大統領
ゼレンシキー大統領がドイツのARDとのインタビュー時に発言した。
ゼレンシキー氏は、ウクライナ、米国、ロシアの三者和平交渉のうち、軍事に関する部分は建設的だと指摘した。
その際同氏は、「交渉の軍事的部分については、米国人のおかげで、会談は建設的だったと考えている。彼らは停戦監視への参加を提案した。そして今、この三角形フォーマットの全当事者がそれを受け入れる段階にある」と述べた。
同氏はまた、ウクライナとロシアが自らの側から監視を行った上で、「米国がリーダーシップをとる」と述べつつ、欧州諸国も関与させることが望ましいと付け加えた。
同氏は、「欧州には関連の技術的手段があるため、彼らがこれに加わることは望ましい。それは間違いなく有益となろう。ロシア人は、今もあらゆる分野で欧州に反対している」と指摘した。
同時に同氏は、和平交渉における政治的部分の状況はより複雑だと指摘した。
同氏は、「端的に言えば、領土の問題だ。それは受け入れられていない。私たちは見解が異なっている」と発言し、ロシア側が自らの要求に固執しており、「ドンバスを欲しがっている」と伝えた。
その際同氏は、「私たちの専門家グループは、米国の提案した妥協案を、私たちの見解を考慮し、ウクライナを尊重する形で模索している。ロシア人にはロシア人の立場がある。ロシアはドンバスを欲しがっている。ロシアはドンバスを欲しがっている、以上だ。もっとも、それで終わりとは限らない。そう、ロシア人はドンバスを欲しがっているが、しかし、小指を与えれば、彼らは腕全体を奪っていく。それがロシアのアプローチだ」と述べた。
そして同氏は、妥協案はウクライナ社会及び軍にとって受け入れ可能なものでなければならず、安全の保証を伴う必要があると強調した。
加えて同氏は、「グループで領土問題が解決できないのであれば、現に今は解決できていないのだが、それをプーチンとの会談のレベルに持ち越すのが論理的だ」と述べ、そのような会談が「領土問題に合意するための唯一の道、あるいは唯一のチャンスだ」と訴えた。
その他同氏は、おそらく7日から10日以内にジュネーヴで開催される次回の交渉に向けた準備協議が続いてることを認め、捕虜交換についての議論も報告した。
同氏は最後に、「プーチンへのメッセージは非常にシンプルだ。私は会談の準備ができている。私たちは戦争を終わらせなければならない」と強調した。
写真:大統領府