ゼレンシキー大統領、ウクライナ欧米+露の4者作業部会の設置可能性を否定せず

ゼレンシキー大統領、ウクライナ欧米+露の4者作業部会の設置可能性を否定せず

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は29日、和平合意案の作業を行うために、ロシア代表者を含む、4者作業部会が設置される可能性に言及した。

ゼレンシキー大統領が記者団にコメントした。ウクルインフォルムが伝えた。

ゼレンシキー氏は、「私たちの作業部会については、ウクライナ・米国作業部会はすでにあるし、それは結果を示したし、関連の文書を策定した。欧州パートナーが必要な文書もあり、私たちには3者作業部会が設置され、その会合はベルリンで開かれた。現在、私たちが先に進むとして、私は、ウクライナ、欧州、米国、ロシアの4者が署名しなければならない20項目計画へと迅速に達せることを期待しているし、おそらく、4者(宇欧米露)の技術作業部会が必要だろう。私たちはそのことには普通に向き合っている」と発言した。

一方で同氏は、現時点では、米宇露の3者での首脳レベルの直接会談や電話会談といったものの開催可能性に関しては疑問があると述べた。

同氏はそして、「もう一度強調するが、私たちは誰からも隠れていないし、私たちを戦争の終結に近づけるあらゆるフォーマット案に対してオープンだ」と補足した。

その他同氏は、20項目和平計画案について、トランプ米大統領が28日にゼレンシキー氏との会談の前に、ロシアのプーチン氏とその全20項目について話し合ったと伝えた。

ゼレンシキー氏はその際、「トランプ大統領は私に、プーチンと長いやり取りがあったと述べ、計画の20項目全て、1項目ずつ話し合ったと伝えた。私たち皆が1つの文書にいること、彼らが、他の何らかの文書ではなく、正にその文書を話し合ったことは重要だ。彼は、プーチンには準備があると述べた。私は、詳細については今は話したくない」と発言した。

同時に同氏は、自身はトランプ氏に対して、プーチンがあることを宣言しながら、実際には全く異なることを行うことは初めてではないと強調したと述べた。

同氏は、「大切なのは、言葉と行動が一致することだ」と強調した。

これに先立ち、28日、ゼレンシキー大統領は、米フロリダ州でトランプ米大統領と会談していた。

その他同氏は、数日中に欧米の首脳補佐官級会合が行われ、その後「有志連合」の首脳会合で和平計画の詳細が協議されるとした上で、ロシアの代表者とのあり得る会談はその後となると指摘していた


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