トランプ米大統領、ウクライナは「選挙をする時が来た」と主張 EUは同意せず

トランプ米大統領、ウクライナは「選挙をする時が来た」と主張 EUは同意せず

ウクルインフォルム
米国のトランプ大統領は、ウクライナはロシアとの戦争が続く中でも大統領選挙を実施する「時が来た」と主張した。

トランプ氏がポリティコとのインタビュー時に発言した

記者から、戒厳令化における選挙実施の展望について質問されると、トランプ氏は、「時が来たと思っている」と返答した。

その際同氏は、「私は時が来たと思っている。私は、選挙実施のための重要な時だと思う。彼らには長らく選挙がなかった。彼らは、選挙を実施しないために戦争を利用しているが、私は、ウクライナ国民はそのような選択を有すべきだと思う」と発言した。

同時に同氏は、「もしかしたらゼレンシキー氏が勝つかもしれない」とも述べた。

同氏はその際、「私は、誰が勝つかは知らない。しかし、彼らのところで選挙は長らく行われていない。ご存じだろう、彼らは民主主義について話しているが、それはもはや民主主義ではないところまで来ているのだ」と述べた。

他方、9日、欧州委員会のヒッパー報道官は、ブリュッセルでの記者会見時、欧州委員会はウクライナにおける選挙は、適切な条件が生じた後でのみ実施可能だと考え続けていると発言した。ヒッパー報道官が、記者からトランプ大統領の関連の発言についてのコメントを求められた際に発言した。

ヒッパー氏は、「私たちは、類似の質問に答えてきた。現在は非常時である。ロシアはウクライナに対して軍事侵略を行っているのだ」と強調した。

そして同氏は、ゼレンシキー氏はウクライナの民主的に選出された大統領だとした上で、「どのような選挙も、選挙が許される条件が生じた時に行われねばならない」とコメントした。

写真:ウクライナ大統領府


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2025 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-