メルケル独首相、ウクライナ訪問前にロシアを訪問
ウクルインフォルム
アンゲラ・メルケル独首相は、8月22日にキーウ(キエフ)を訪問する前に、8月20日にモスクワを訪問する。
13日、シュテフェン・ザイベルト独政府報道官が記者会見時に発言した。独DWが報じた。
ザイベルト氏は、メルケル独首相はモスクワにてウラジーミル・プーチン露大統領と会談する予定だと伝えた。
また、同氏は、メルケル氏のウクライナとロシアの訪問の詳細は来週発表するとも発言した。
DWは、クレムリンはすでに露独首脳会談の開催を認めており、二国間関係と喫緊の国際問題について協議が行われると発表したと報じた。
なお、メルケル独首相が前回ロシアを訪問したのは、2020年1月。
これに先立ち、ニキフォロウ・ウクライナ大統領報道官は、メルケル独首相が8月22日にキーウを訪問し、ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領と会談すると発表していた。報道官は、宇独首脳会談の議題は、安全保障、二国間関係、その他喫緊の問題だとし、とりわけ、ロシアが新ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」を悪用した場合のドイツの義務履行について協議するつもりだと伝えていた。
なお、23日、キーウではクリミア・プラットフォーム第1回首脳会談が開催される。ウクライナ側は、メルケル首相が同首脳会談に参加するように招待している。