フェドロウ前国防相は誤った事柄へと向かわされている=ゼレンシキー宇大統領
ゼレンシキー大統領が記者団とのやりとりの際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私は確かにミハイロ(編集注:フェドロウ氏)に対して非常に肯定的な態度をとっていたし、今もとっている。私たちは共に多くのことを乗り越えてきた。しかし、私は、自分からなのか、あるいは周囲から背中を押されているのかは知らないが、彼は誤った事柄に向かっていると思っている」と発言した。
また同氏は、フェドロウ氏には、4回にもわたって、チーム内での様々な形の今後の活動を提案したと述べた。同氏はその際、「私は通常、仕事の提案をするために同一人物と4回も会うことはない。それは単に建設的ではないと思っているからだ。今回に関しては、私たちの良好かつ長年の関係を考慮して、4回会った。ミハイロは4つの提案を全て拒否した。まあ、それが彼の選択だ」と述べた。
その他同氏は、シルシキー前軍総司令官にも言及し、シルシキー氏にもフェドロウ氏にも、両者が国家のために行ったことについて感謝していると強調した。その上で同氏は、「しかし、どのような状況であれ、互いに会話すらしないような衝突にまで発展させてはならないし、その後に双方とも『衝突などなかった』などと言うべきではない。なかったはずがないではないか。私たちは私の執務室のみで会い、何かを協議するのはそこにおいてのみだったのだ。決定の2週間前に私は彼らに、機会を与えるので自分たちだけで会い、解決するようにと伝えた。しかし、彼らは会わなかったのだ」と説明し、そのような状態はあってはならないと強調した。
さらに同氏は、「私たちにはウクライナ国防省、国防相との取り決めがあった。軍が活動する上での仕組みがある。作戦を担当する者が存在する。トップの間でそのような水準の衝突は起こしてはならない。戦場で何らかの作戦が存在する場合、第一にそれを担当するのは軍人だ。支援・調達はウクライナ国防省が担当する。誰かが他者の担当分野に入り込めば、衝突は不回避的に生じる。そして衝突は生じた、それも極めて深刻なものがだ。軍総司令官が国防省、国防相なしで働くことはできず、国防相も軍総司令官なしで働くことはできない。それは戦時下にある国において、とにかく破滅的な状況なのだ」と強調した。
写真:大統領府