フィリピン国防省の代表団がウクライナを初訪問
大統領府広報室が公表した。
代表団はサルヴァドール・ミソン・フィリピン国防次官が率いた。
大統領府は、今回の同代表団の来訪は、2024年のゼレンシキー宇大統領によるフィリピン訪問に続く、2国間対話の継続だと形容している。
ウクライナ側は、ジョウクヴァ大統領府副長官がフィリピン国防省代表者と会談したという。

双方は、防衛分野における協力の発展に主な注意を向け、ウクライナ側からフィリピン代表団には、とりわけ「無人機取引」特別フォーマットでの協定締結の可能性について情報が提供されたという。
大統領府は、今回の会談につき、「双方はウクライナ・フィリピン間の適切な合意に向けた作業の開始について合意した。担当チームは、ウクライナの戦争遂行経験の共有と防衛分野における新たな実践の導入のための対話を開始することになる」と伝えた。
さらに、今回、インド太平洋地域におけるパートナーシップの発展も協議されたという。
その他、双方は、本年フィリピンが議長国を務める東南アジア諸国連合(ASEAN)とウクライナとの協力についても話し合ったという。ジョウクヴァ氏は、ウクライナがASEANのセクター別対話パートナーの地位を獲得する上で、フィリピンからの支援に期待していると伝えたとある。
ジョウクヴァ氏はまた、国際場裏などでの、ウクライナの主権及び領土一体性への支持につき、フィリピンに対して感謝の意を表したという。
同氏は、在フィリピン・ウクライナ大使館の開設後の2国間関係の強化を評価した上で、キーウにおいても本格的なフィリピン大使館が業務を開始することへの期待を表明したという。
これに先立ち、2025年6月、フィリピンのテオドロ国防相は、シンガポールで開催された「アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)」の会場内でウクライナのコゼンコ国防次官と会談した際に、フィリピンはウクライナとの防衛関係の拡大に関心があると伝えていた。