ゼレンシキー宇大統領、新参謀総長にスキビューク少将を任命すると発表
ゼレンシキー大統領がXアカウントで報告した。
ゼレンシキー氏は、「ドラパーティー氏及びフマーラ氏(編集注:国防相代行)とともに、ウクライナ軍の新参謀総長にスキビューク少将が就任することを決定した。彼は非常に経験豊富な軍人であり、新総司令官とともに肩を並べてウクライナを防衛してきた」と書き込んだ。

また同氏は、同日中にウクライナ軍指導部の交代に関する決定が完成するとし、「対応する大統領令の準備が行われている」と述べた。
さらに同氏は、同会談において、今回解任されるシルシキー現総司令官とフナトウ現参謀総長が国家防衛にどのように奉仕していくかについても決定されたと報告した。
同氏は加えて、会合の参加者は、どのような組織的決定が実現されるべきかについても協議したとし、ウクライナのサイバー戦力の発展、兵士の訓練と部隊の能力強化、軍団システムの発展に関わると指摘した。その際同氏は、「防衛課題を実行するためのウクライナ軍の実質的な能力にとっての優先課題は、実用的で効果的な動員プロセスであると確認された」と伝えた。
その他、ゼレンシキー氏は防衛戦力に対し、ロシアに対する長距離制裁計画の実行、中射程攻撃のリズムある継続への謝意を伝えた。同氏は、「フマーラ氏は、ここ数日戦闘指揮官や兵器製造業者と議論された長射程攻撃及び中射程攻撃のための補給に関する問題の解決に取り組んでいる」と指摘した。
面会参加者たちはまた、オレクサンドリウシケ方面、ドネツィク州、その他の激しい戦闘行動が行われている方面の現状と防衛課題の実行状況を分析したという。
加えて同氏は、「防空分野における重要イニシアティブの実現を加速させるべき措置、決定、高官の任命を決定した。これには私たちの対弾道ミサイル・プログラム『フレイヤ』や、防空システム『パトリオット』の生産ライセンスに関する米国との作業、さらに決定済み共同プログラムに関する欧州のパートナーとの協力が含まれる」と書き込んだ。

これに先立ち、21日、ゼレンシキー大統領は21日、ミハイロ・ドラパーティー少将にウクライナ軍総司令官職を提案した上で、シルシキー現総司令官に謝意を表明していた。
イーホル・スキビューク少将は1976年、スーミ州コノトプ市生まれ。オデーサ陸軍大学及び国防大学を卒業した。スキビューク氏は空中機動小隊長から旅団副隊長兼ウクライナ軍高機動強襲部隊独立空挺強襲旅団空挺サービス長などを経験。コソボにおけるウクライナ平和維持部隊の特別中隊特別小隊長を務めた(2001〜2002年)。
ロシア・ウクライナ全面戦争期には、第80独立空挺強襲ハリチナ旅団を指揮し、その後空挺強襲軍司令部を率いた。
2025年6月からは、ウクライナ軍参謀副総長職を務めていた。
写真:空挺強襲軍司令部