
ウクライナ防衛業界、命中率を高めた対無人機弾を開発
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ウクルインフォルム
ウクライナの防衛産業界は、無人機のような動く標的に対する命中率を高めた対無人航空機弾の開発を主導している。
フェドロウ・イノベーション・教育・科学・技術発展担当副首相兼デジタル移行相がフェイスブック・アカウントで紹介した。
フェドロウ氏は、「見た目は普通の自動小銃の弾薬だ。しかし、その中にはFPV無人航空機や『マヴィック』が攻撃してくるより先に、それらに命中させるチャンスを高める特殊な弾薬が入っている」と述べた。
また同氏は、ウクライナの防衛統合プラットフォーム「ブレイヴ1」による重要開発品であり、すでにNATO基準でのコード化を通過しており、ウクライナ軍を守っていくと伝えた。
なお、「ブレイヴ1」とは、ウクライナの防衛技術プラットフォーム。軍事技術の開発者、企業、政府、軍の協力のための統合プラットフォームとして機能している。
今年の5月には、「ブレイヴ1」と日本の楽天グループが、ウクライナの防衛技術系企業の日本市場への進出支援を行うことで合意したことが発表されていた。