ウクライナは米国から「安全の保証」案を受けとった=ゼレンシキー大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は11日、同国は米国から「安全の保証」案を受けとったとし、自分たちの提案を加えていると発言した。
ゼレンシキー大統領が記者とのやりとりの中で発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私たちは実効性のある安全の保証について話していくし、それに取り組んでいる。私たちは米国側から安全の保証に関する案を受け取った。そして、20項目案や経済提案の際に行ったように、米国からの安全の保証案についても、私たちのアイデアを加え、その提示された案に修正を加えながら取り組んでいく。私たちは何かを受け取り、取り組み、私たちのビジョンを加えるのだ。今日、私たちは私たちのビジョンを共有したし、数日以内にその文書を米国側に渡す」と発言した。
また同氏は、その案が基礎となるとし、今後保証に関するさらなる詳細が文書に追加されると指摘した。同氏は加えて、その文書は両国の決定となるもので、両国は、それが国家の義務を法的に証明するものとなることを理解していると指摘した。
同時に同氏は、かつてのブダペスト覚書が脆弱だったことに言及し、「そのため、最終的には、私たちが取り組んでいる安全の保証に関する文書は、米議会に提出され、米議会の支持が必要となる。私たちはブダペスト覚書のようなものではなく、実効性のある安全の保証を必要としている。皆がそれを理解しており、私は米国にその理解があることに感謝している」と説明した。