
米国、総額21億ドルの新たな対ウクライナ軍事支援を発表
ウクルインフォルム
米国は9日、ウクライナに対する総額21億ドルの新たな安全保障支援パッケージを発表した。
米国防総省広報室が公表した。
発表には、「総額21億ドルであり、重要な防空手段と弾薬を含むこのパッケージは、ウクライナ安全保障支援イニシアティブ(USAI)の一環で提供されるものである」と説明されている。
今回の支援パッケージの内容は以下のとおり。
・防空システム「パトリオット」の追加弾薬
・防空システム「HAWK」とそのミサイル
・105ミリ・203ミリ口径砲弾
・無人航空機システム「プーマ」
・レーザー誘導ロケットシステム弾薬
・訓練・メンテナンス活動の支援
また、ゼレンシキー宇大統領は、同発表を受け、ツイッター・アカウントにて、米国への謝意を表明した。
ゼレンシキー氏は、「バイデン米大統領に対して、21億ドルの安全保証支援パッケージにつき感謝している。私たちのロシア侵略との戦いにおける米国の人々からの強力なリーダー的ウクライナ支援を評価している」と書き込んだ。
さらに同氏は、ロシアによりテロ、エコサイドが行われ、カホウカ水力発電所が爆破される中で、支援はかつてないほどに重要となっているとし、「一歩ずつウクライナの大地の解放を近付けている!」と強調した。