ウクライナ軍参謀本部、ロシア軍による2299回の停戦違反を確認
参謀本部がフェイスブック・アカウントで伝えた。
報告には、11日は16時から24時までに1723件の停戦違反が記録されたと書かれている。内訳は、敵による襲撃行動25回、砲撃365回、自爆型無人機(「ランツェト」「モルニヤ」)による攻撃566回、FPV無人機による攻撃767回。一方で、ミサイル、誘導航空爆弾(滑空爆弾)、シャヘド型無人機によるその時点では攻撃はなかったという。
その後、4月12日7時時点までに計2299件の停戦違反が記録されたという。内訳は、敵による襲撃行動28回、砲撃479回、自爆型無人機(「ランツェト」「モルニヤ」)による攻撃747回、FPV無人機による攻撃1045回。この時点でも、ミサイル、誘導航空爆弾(滑空爆弾)、シャヘド型無人機による攻撃は確認されていないとのこと。
同時に、11日を通じての情報では、ロシア軍は航空攻撃を58回行い、誘導航空爆弾を184弾投下。加えて、自爆型無人機を8458機投入し、自治体及びウクライナ軍の陣地に対しての攻撃を2947回行ったという。さらに、その内123回は多連装ロケットシステムによるものであったとのこと。
ロシア軍は、ドニプロペトロウシク州のピドハウリリウカ付近、ザポリッジャ方面のヴォズドヴィジウカ、ツヴィトコヴェ、コパニ、チャリウネ、リウネ、オブシチェ、オメリニク、及びヘルソン市に航空攻撃を行ったという。
その他、過去24時間に、ウクライナ防衛戦力の航空隊、ミサイル部隊、砲兵隊が、敵の兵力・装備集結地4か所及び指揮所2か所を攻撃したとある。
また、参謀本部は、各方面の戦況についても報告している。
これに先立ち、ウクライナのゼレンシキー大統領は3月30日、ウクライナは尊厳や主権を譲ることのない形であれば、復活祭の停戦を含む、完全停戦やエネルギー停戦といった、いかなる形式の停戦にも応じる準備があると発言していた。
また、ロシアの首脳プーチン氏は9日、復活祭の期間の停戦を発表していた。
ゼレンシキー大統領は11日、ウクライナは停戦を遵守するとしつつ、完全に相手と同様に行動すると発言。同日、シルシキー宇軍総司令官は、ウクライナ防衛戦力に対して、復活祭の期間中、陸、海、空において停戦を遵守するという課題を課していた。