侵略者によるキーウ防衛突破の試みは全て失敗=ウクライナ陸軍
ウクルインフォルム
ウクライナ陸軍は、27日から28日にかけての夜、ロシア軍が再びキーウ市の防衛を突破しようとしたが、その試みは全て失敗したと発表した。
ウクライナ陸軍がフェイスブック・アカウントにて発表した。
発表には、ロシア軍の車列はキーウ周辺を繰り返し襲撃しようとしたが、全ての敵の動きは制御下にあったとし、現在キーウの状況は制御下にあると報告されている。
キーウ防衛の指揮をとっているオレクサンドル・シルシキー陸軍司令官は、「ロシア占領軍による全ての目的達成の試みは、失敗した。占領者の技術品の車列は破壊された。敵は、人員にも甚大な損耗を出した」と発言した。
シルシキー氏は、ロシア軍は士気を失い、疲弊していると指摘した。また同氏は、「私たちは、自らの家を求められていない客から守ることができることを示した」と強調した。
これに先立ち、ロシア連邦のプーチン露大統領は24日、ドンバス保護を目的とした特別軍事作戦実施に関する決定を採択。同日午前4時頃、ロシアがウクライナに対する戦争を開始した。
保健省は、侵攻により、これまでにウクライナにて352名が死亡、その内児童が14名であり、1684名が負傷、その内児童が116名だと発表した。