ミシェル欧州理事会議長、カホウカ水力発電所爆破につき「戦争犯罪だ」
欧州連合(EU)のミシェル欧州理事会議長は、6日のウクライナ南部カホウカ水力発電所のダム爆破にショックを受けているとし、民間インフラの破壊は戦争犯罪だとした上で、ロシアに責任を負わせていくと発言した。
欧州連合(EU)のミシェル欧州理事会議長は、6日のウクライナ南部カホウカ水力発電所のダム爆破にショックを受けているとし、民間インフラの破壊は戦争犯罪だとした上で、ロシアに責任を負わせていくと発言した。
ウクライナ国防省傘下の情報総局は、6日のロシア軍によるものとみられるウクライナ南部カホウカ水力発電所の爆破につき、ウクライナ側の反転攻勢を困難にすることが目的だとの見方を示した。
国際原子力機関(IAEA)は、6日のロシア軍によるカホウカ水力発電所の爆破とそれに伴うダム決壊による、ドニプロ川上流に位置するザポリッジャ原子力発電所における緊急の核リスクはないと報告した。
ウクライナ南部ヘルソン州のプロクジン軍行政府長官は、6日のロシアによるウクライナ南部カホウカ水力発電所爆破によるヘルソン州右岸(ウクライナ政府管理地域)の災害が想定される地域に居住している住民は、約1万6000人だと報告した。
オーストラリア、米国、ウクライナは、オーストラリア空軍が保有する戦闘攻撃機「F/A18 ホーネット」41機をウクライナに供与する可能性につき協議している。
ウクライナへの侵略戦争を継続するロシア軍は、6日未明に再びウクライナを巡航ミサイルで大規模攻撃を行った。ウクライナ空軍は、全35弾を全て撃墜したと報告した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は6日、ロシア軍がウクライナ南部のカホウカ水力発電所のダムを破壊したことを報告した。
6日未明、ロシア軍は、ウクライナ南部の水力発電所を爆破した。
2023年6月5日
米国のミリー統合参謀本部議長は、ウクライナ防衛戦力はロシア軍に対する反転攻勢の実施に向けて大変良く準備ができているとの見方を示した。
ウクライナ首都キーウ市の軍行政府は5日、5月を通じてウクライナの防空戦力はキーウ上空で7弾の弾道ミサイル「キンジャール」、13弾の弾道ミサイル「イスカンデル」、65弾の巡航ミサイル、169機の無人機を撃墜したと報告した。
英国防省は、ロシア軍が5月を通じて行った大量のイラン製自爆型無人機での攻撃は、ウクライナ軍の防空システムの弱体化が目的だったとの見方を示しつつ、他方、ロシアはその目的にて特別な成功は収めなかったと指摘した。
ウクライナ内務省は5日、国内約5万のシェルターの点検を行ったところ、その約3分の1の32%が、扉が閉まっている、あるいは機能を果たせない状態になっていることが判明したと発表した。
ウクライナのレズニコウ国防相は、中国がロシアに対してロシア軍のウクライナ領からの撤退を強制させられるなら、その場合にのみウクライナは中国を協議プロセスにおける仲介者として受け入れる準備があると発言した。
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、4日から5日朝にかけて、同国南部ヘルソン市の住宅街を複数回砲撃した。結果、男性住民が1名死亡、住宅や教育施設、医療施設が損傷した。
ドイツ連邦共和国政府は、Flensburger Fahrzeugbau GmbH(FFG)社との間でウクライナに供与する装甲輸送車「FFG APC」66台の購入契約を締結した。
ウクライナ軍の戦略コミュニケーション局(ストラトコム)は5日、ロシア側がウクライナの反転攻勢に関する情報・心理作戦を活発化させており、ウクライナ側の損耗を示すために偽の写真や動画を用意している可能性を指摘した。
ウクライナ国防省のマリャル次官は4日、ウクライナ側の反転攻勢の開始が発表されることはないと指摘した。
ロシア国民により構成され、プーチン政権と対立する部隊「ロシア自由軍団」は4日、ロシア連邦領ベルゴロド州にて拘束したロシア正規軍の兵士を、ロシア政権側が引き取らなかったため、ウクライナに引き渡すと発表した。
2023年6月4日
ペトレイアス米元CIA長官は、ウクライナ側の反転攻勢は非常に印象的なものとなり、最初の3、4日でピークに達するだろうとの見方を示した。
ウクライナのレズニコウ国防相は4日、シンガポールにて日本の浜田防衛相と会談し、二国間協力について協議した他、浜田氏をウクライナ訪問へと招待した。
2023年6月3日
ウクライナ外務省は3日、同日インドネシア政府が提案した「和平計画」は機能しないとコメントした上で、同国に対してウクライナの和平案「平和の公式」の実現に加わるよう呼びかけた。
2023年6月2日
英国のウォレス国防相は、2023年中にウクライナが占領されているクリミアを奪還する可能性はあるとの見方を示した。
コーヘン・イスラエル外相は1日、ウクライナ領内へミサイル攻撃に対する早期警戒システムを導入するために、ウクライナとイスラエルの軍人が現在ポーランド領で作業をしていると発言した。
1日、ウクライナの司法権を司る最高機関「高等司法評議会」が、裁判官の適格性の審査を行う機関「高等裁判官選考委員会(HQCJ)」の新たな委員16名を任命した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、訪問先のモルドバ首都キシナウにて、マクロン仏大統領、スナク英首相、ショルツ独首相などと会談を行った。
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、2日未明に同国に対して再びミサイルと自爆型無人機で大規模攻撃を行った。ウクライナ空軍は、防空戦力が全てのミサイル(15弾)と無人機(21機)を撃墜したと発表した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、キシナウにて欧州諸国の首脳とともに、ウクライナへの西側戦闘機の供与に向けて連携する国のグループ「戦闘機連合」の創設に関する公式決定に向けた作業につき協議を行った。
ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、モルドバが抱えるトランスニストリア占領地問題につき、モルドバ首脳陣から要請があれば、ウクライナは対応し、同国を支援し得ると発言した。
2023年6月1日
ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、防空システム「パトリオット」と戦闘機のウクライナへの供給を目指す友好国の支援により、ロシアのミサイルテロを終わらせ、平和を近付けることができると発言した。