「アゾフスタリ」からの避難者、2日はザポリッジャに到達せず=州軍行政府
ウクライナ政府管理地域のザポリッジャ州軍行政府は、1日にマリウポリの製鉄工場「アゾフスタリ」敷地を出発した民間人避難者は、当初の予定と異なり、2日中にザポリッジャには到着しないと発表した。
ウクライナ政府管理地域のザポリッジャ州軍行政府は、1日にマリウポリの製鉄工場「アゾフスタリ」敷地を出発した民間人避難者は、当初の予定と異なり、2日中にザポリッジャには到着しないと発表した。
ドイツのハーベック経済・気候保護相は2日、ドイツは欧州連合(EU)によるロシアの石油輸入に対する禁止を支持する準備があると発言した。
ウクライナのクレーバ外相は2日、同国はモルドバと欧州連合(EU)とともに、ロシアにより占領下にあるモルドバ領トランスニストリアの情勢エスカレーションを抑止していくと発言した。
ウクライナ軍第128独立山岳襲撃ザカルパッチャ旅団は2日、前線から世界最長の楽器「トレンビータ」や携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」を用いた部隊の宣伝動画を公開した。
マリウポリ市議会は2日、ロシア占領政権による実行支配の進むウクライナ東部マリウポリ市にて、ロシア占領政権が人道支援を運んでいる自動車で、市民の遺体を持ち去っていると主張した。
ロシアのラヴロフ外相がインタビューにて、アドルフ・ヒトラーもユダヤ人の血を有していたのであり、最も熱烈な反ユダヤ主義者はユダヤ人だ、との発言につき、ウクライナ、イスラエル、ドイツの政治家が批判のコメントを発出した。
ドイツのショルツ首相は1日、ロシアがウクライナに侵略戦争を仕掛けている中で武器を持たずに身を守れと言うのはシニカルだとの見方を示した。
米ワシントン・ポスト紙は、ウクライナに供与されている西側の火砲が現在のロシアとの戦争を変えるだろうとする米政権関係者や軍事専門家の予想を伝えている。
ウクライナ東部マリウポリでは、1日から2日にかけての夜間、製鉄工場「アゾフスタリ」において、民間人避難が終わった後から、ロシア軍の攻撃が激しくなったが、朝には平穏になっている。
4月30日、トルコのカルン大統領報道官とウクライナのイェルマーク大統領府長官がキーウ(キエフ)で会談を行った。カルン氏は、エルドアン・トルコ大統領は多面的協議を継続しており、マリウポリの停戦や人道回廊設置などのための努力をしていると伝えた。
2022年5月1日
1日、国連と国際赤十字委員会(ICRC)の支援を受けて、ウクライナ東部マリウポリの製鉄工場「アゾフスタリ」からの民間人100人強の避難作戦が始まったことにつき、ウクライナ政権関係者などが歓迎のコメントを出している。
ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、ロシア軍が制圧を進めるウクライナ東部マリウポリにおいて、ウクライナ側がコントロールを維持している製鉄工場「アゾフスタリ」からの民間人の避難が始まり、最初の約100人からなるグループがすでにウクライナ政府管理地域へ向かっていると伝えた。
ドイツのベーアボック外相は、2月24日以前の状態に戻ることはない、世界はロシアの首脳の約束に期待することは二度とできないと発言した。
ウクライナのヴォソツィキー農業政策・食料次官は1日、ロシア侵略軍は占領するウクライナのルハンシク州、ドネツィク州、ヘルソン州、ザポリッジャ州から数十万トンの穀物を持ち去っていると発言した。
キリレンコ・ドネツィク州軍行政府長官は1日、同日もマリウポリからザポリッジャへ民間人を避難させる試みが行われる予定だと発表した。
英外務省は、ロシア連邦がインターネット上で対ウクライナ戦争についていわゆる「トロール工場」を利用して情報操作・印象操作を行っていると指摘した。
ウクライナのクレーバ外相は、同国は中国に対してウクライナの将来の安全保証国になることを提案したと発言した。
ウクライナのアレストヴィチ大統領府長官顧問は4月30日、ハルキウ州イジューム近郊にてロシア侵略軍の指揮所2地点を破壊したと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、キーウ(キエフ)を訪れたペロシ米会議議長と会談した。
デンマークは、ウクライナ軍に装甲兵員輸送車ピラーニャIIIを25台と榴弾砲M10を提供する。
被占領下モルドバ領トランスニストリアにて発行されている新聞の体裁で、5月2日の日付で、「ウクライナ軍によるテロ」とプーチン露大統領に対する「住民の公式な支援を求める呼びかけ」が書かれた特報紙面が印刷されていることがわかった。
4月30日、ウクライナ東部ハルキウ市では、ロシア軍のミサイル攻撃を受け、自動車用薬品製造企業に大規模火災が発生し、建物が全壊した。
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は4月30日、ウクライナ・ロシアの協議プロセスにて、国際社会による対露制裁の解除については協議されていないと発言した。
2022年4月30日
4月30日、マリウポリ防衛戦に参加する国家警護隊アゾフ連隊は、同氏製鉄工場「アゾフスタリ」から20人の民間人を避難させたと発表した。
米女優であり、UNHCR特使を務めるアンジェリーナ・ジョリーは4月30日、ウクライナ西部リヴィウ市内の医療施設を訪問し、東部クラマトルシクへのロシア軍のミサイル攻撃の被害を受けて治療を受けている子供たちやボランティアたちと面会した。
30日、ロシア軍が占領するウクライナ南部ヘルソン州ノヴァ・カホウカの広場にて、ロシア占領者と共謀者がレーニン像をかつて設置された場所に戻した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は30日、ロシアの侵略によって破壊されたウクライナの町々の写真を公開し、犯罪者たちは皆裁かれることになると発言した。
29日、キーウ(キエフ)州警察は、ブチャ地区にて3名の遺体が穴に埋められているのを見つけた。警察は、3名は拷問を受けた後に殺されたとの見方を発表した。
マクフォール米スタンフォード大学教授(元駐露米国大使(2011〜14年))は、今次のロシアによるウクライナへの全面的侵攻による勝者はロシアにはいないとし、プーチンも治安機関も特殊機関もオリガルヒ(大富豪)も中産階級も皆が敗北したとの見方を示した。