ウクライナ警察、トルハノウ・オデーサ前市長に職務怠慢容疑伝達
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ウクライナ国家警察は、オデーサの前市長ヘンナジー・トルハノウ氏とオデーサ市議会・公共企業の職員に対して人命被害の出た洪水関連の職務怠慢容疑を通知した。
国家警察が公表した。
前市長の他に、2人の副市長、市議会各局の職員、公共企業の構造部門の代表、部長、および主任技師らが容疑を通知されたという。
警察は、9月30日の豪雨の結果、オデーサで児童を含む9人が死亡したことを喚起している。
オデーサの元市長ヘンナジー・トルハノフ氏に職務怠慢の容疑通知 写真:国家警察
発表には、行政庁舎や容疑者居住地など25回以上の家宅捜索を行なったと書かれている。
容疑は、ウクライナ刑法第367条第3項(職務怠慢による人命の死亡)だという。
これに先立ち、ゼレンシキー宇大統領は10月14日、ヘンナジー・トルハノウ・オデーサ市長など、ロシア国籍の保有が判明している人物複数名のウクライナ国籍を剥奪していた。
トルハノウ氏は、オデーサ市議会により市長権限の剥奪が採択されるまでは市長職を続けると発言している。