ウクライナ議会、スヴィリデンコ氏を首相に任命
ウクライナ最高会議(国会)は17日、ユリヤ・スヴィリデンコ前第一副首相を首相に任命した。
最高会議議員262名が賛成した(過半数は226)。ジェレズニャク最高会議野党会派「声党」議員がテレグラム・チャンネルで報告した。
これにより、スヴィリデンコ氏は、ウクライナの第19首相となる。女性の首相としては2人目。
スヴィリデンコ氏は、1985年12月25日生まれ、チェルニヒウ出身。2015年以降はチェルニヒウ州行政府の複数の幹部職で仕事をしていた。2018年7月から12月にかけては、州行政府長官代行を務めた。
2019〜2020年は、経済・貿易・農業発展次官・第一次官を務めた。
その後、2020年12月22日に、大統領令により、大統領府副長官に任命。
2021年11月4日、最高会議により、第一副首相兼経済相に任命されていた。
これに先立ち、16日、最高会議は、デニス・シュミハリ首相を解任、これにより内閣が総辞職していた。