EU、ドンバス偽「選挙」の運営者に対する制裁を議論する予定:報道関係者

欧州連合(EU)各国の外務大臣は、11月19日にブリュッセルで会い、ウクライナ情勢を議論し、その際、東部ドンバス地方における偽「選挙」問題も提起される。

9日、ラジオ・スヴォボーダ通信のリカード・ヨズヴャク記者がツイッターに書き込んだ。

同記者は、「EU外相は、11月19日にブリュッセルで会談する際、ウクライナ情勢について話す。ドンバス地方における『選挙』と、その運営者にたいする精彩の可能性が議論される。アゾフ海とクリミア問題も議題にのる」と書き込んだ。

これまでの報道にあるように、ドンバス地方のロシア占領政権が11月11日にいわゆる「選挙」の実施を定めていた。

6日、ロシア側は、TCG会合において公式に自らが組織する傀儡集団「選挙」の結果を認めると発言していた。

この偽選挙実施計画は、すでにアメリカEU加盟国日本、カナダ、OSCEなどにより非難されている。

なお、7日、ポロシェンコ大統領は、この11日の偽選挙により、新たな対露制裁が科されることになるだろうとの期待を表明している。