ウクライナ警察、キーウの銃撃犯の経歴を報告

ウクライナのヴィヒウシキー国家警察局長は、17日にキーウで銃撃事件を起こした男性は、1992年から2005年までウクライナ軍に服役していた人物だと報告した。

ヴィヒウスキー国家警察局長が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ヴィヒウスキー氏は、「男はモスクワ出身だったが、1992年からウクライナ軍に服役していた。(中略)主にオデーサ市やオデーサ地区の自動車部隊だ。実質的に2005年に退役。その後、ロシアへと出国し、私たちが把握しているところでは、2017年に(編集注:ウクライナへ)戻ってきた」と述べた。

また同氏は、法執行機関が男のSNSアカウントを調査したとした上で、「(編集注:男性は)ウクライナ人的な立場の者だったとは言えない。多分、その立場は少し違う方向を向いていた」と指摘した。

同氏はさらに、近隣住民はこの男を「閉鎖的な人物」だと形容していたと伝えた。加えて、「昨日、テレグラム・チャンネルに、男が軽微な傷害を負わせたことで刑事責任を問われていたとの投稿があった。しかしながら、裁判では、彼は法律に基づいて和解していた。これは裁判所が当該の刑事手続きを終了させる根拠となる。そして、それ(編集注:手続き終了)は、銃器所持許可を取り消す根拠にはならない」と説明した。

記者から、この男性と上の階の住人との対立は長期にわたるものだったかと質問されると、ヴィヒウシキー局長は、それは「一時的なもの」だったと説明し、また「彼は様々な隣人と喧嘩していた」と補足した。

現在、法執行機関は、関連する医療文書を調査しているという。

同氏は、「具体的には、心理状態を確認するための保健省の様式127ー0だ。彼はこの証明書を2025年12月15日に取得している。これに基づき、(編集注:銃器許可の)期限が延長されていた」と述べた。

また同氏は、当初男性は銃器所持許可の更新をしていなかったため、その所有銃器は手配対象になっていたとしつつ、「その後、男性がこれらの書類を持って現れ、法的な根拠に基づいて(編集注:許可を)延長した。そのため、誰がこの証明書を発行したのかを調査していく」と述べた。

男性がスーパーマーケットに入るまでの行動に関する質問に対し、ヴィヒウスキー局長は、男性が銃を持って外に出てからスーパーマーケットに到着するまでは「10分以内だったと思う」と述べた。

そして同氏は、「スーパーマーケットに入った後、投降させるなどの交渉が行われた。その後、『コルド』(特殊作戦部隊)の隊員が迅速に対応した」と伝えた。

これに先立ち、ウクライナ首都キーウで18日、銃撃事件が発生し、民間人に死傷者が発生した。銃撃犯は警察官により殺害された。同事件の死者数は、20日時点で7人に上っている