ウクライナ防空、露軍発射のミサイル・無人機322点の内220点撃墜 64点消失
ウクライナ空軍は、9日夜から10日朝にかけてロシア軍がウクライナに対して発車したミサイルと無人機322点の内、220点を撃墜したとし、また64点が飛翔中に消失したと報告した。
空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた。
報告には、9日20時以降、ロシア軍は以下のとおりミサイルと無人機計322点でウクライナを攻撃したと書かれている。
・無人機(自爆型「シャヘド」と自爆型に似せた模倣機)315機(クルスク、シャタロヴォ、オリョール、ミレロヴォ、プリモルスコ=アフタルスクから発射)
・弾道ミサイル「KN23」2弾(ヴォロネジ州から発射)
・巡航ミサイル「イスカンデルK」5弾(クルスク州から発射)
攻撃の主な対象はキーウだったという。
これに対して、以下のとおり、284点がウクライナ側により撃墜されたか、飛翔中に消失したと報告されている。
・無人機213機撃墜、64機消失
・「KN23」全2弾
・「イスカンデルK」全5弾
また、着弾が11か所で、撃墜された目標の破片の落下が16か所で確認されたという。
なお、今回の攻撃で、キーウでは負傷者4名、オデーサでは死者2名、負傷者9名が出たことが確認されている。
写真:dpa