ロシア軍、ウクライナをミサイル・無人機で再び攻撃 キーウで負傷者4名

ロシア軍、ウクライナをミサイル・無人機で再び攻撃 キーウで負傷者4名

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ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、10日未明ウクライナ各地をミサイルと無人機で再び攻撃した。

首都キーウのクリチコ市長は、テレグラム・チャンネルにて、市内で4名の負傷が確認されていると報告した

クリチコ氏は、「首都では未明の攻撃が負傷者4名出ている。全員病院へ搬送された」と伝えた。

キーウ市軍行政府は、テレグラム・チャンネルにて、3時25分時点の市内の被害を以下のとおり報告した

・ダルニツィキー地区:非居住型建物で火災。住宅に破壊あるも、暫定情報で火災なし。撃墜された無人機が緑地に落下。非居住地区で部分的破壊あり。ガレージに破損。倉庫で火災。森林部で火災。住宅で火災。

・オボロンシキー地区:住宅1軒の屋上部2か所が破損。オフィスビルで火災。開けた場所に破片落下。住宅が破壊。

・ホロシーウシキー地区:無人機破片が非居住型建物に落下。

・デスニャンシキー地区:撃墜された無人機の一部の落下で自動車1台が炎上。

・シェウチェンキウシキー地区:住宅で火災。別の建物が破損。

・ポジリシキー地区:非居住型施設が破損。

キーウの夜間攻撃被害 写真:キリロ・チュボチン/ウクルインフォルム

トカチェンコ・キーウ市軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルで、「防衛戦力の活動のおかげで、犠牲は最小化できた」と伝えた

その際トカチェンコ氏は、キーウ市内の7地区で被害が確認できているとし、集合住宅や民家で部分的な破壊や火災が生じ、自動車や倉庫が炎上したと伝えた。

そして同氏は、「これから苦しい1日となる。もしかしたら、1日ではないかもしれない。被害を取り除くには時間がかかるが、しかし街は機能している、すべての当局が現場で迅速に対応している。今、地区行政府長官たちと連絡している。攻撃被害の評価が続いており、必要であれば(編集注:対策)本部を展開する」と伝えた。

攻撃を受け煙の立ち上るキーウ 動画:ウクルインフォルム

中部キーウ州のカラシニク州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、同州ではミサイルと無人機の攻撃により、住宅が破損し、自動車が炎上したと伝えた

カラシニク氏は、「キーウ州への無人機とミサイルを使った敵の大規模空撃が続いている。空襲警報はすでに5時間以上だ」と書き込んだ。

同氏はまた、被害は州内のファスチウ地区、ブロヴァリ地区、ボリスピリ地区、オブヒウ地区で確認されているとし、民家が破損し、自動車が炎上していると伝えた。

南部オデーサでは、トルハノウ市長がテレグラム・チャンネルにて、無人機の攻撃により、住宅に着弾があり、1名が死亡、3名が負傷、また産科病院が破損したと報告した

トルハノウ氏は、「住宅への着弾が確認された。暫定で、ここで1名が死亡、3名が負傷。犠牲者数は確認中だ」と書き込んだ。

また同氏は、現場では緊急当局が活動しており、犠牲者には必要な支援が与えられているとしつつ、「破壊は著しく、その評価は朝から行われる。人々には臨時の住居が提案されている」と伝えた。

さらに同氏は、今回の攻撃で産科病院の事務所が破損したとしつつ、犠牲者は出ていないと報告した。

追加(10日9時15分):オデーサでは、死者数2名、負傷者数9名に増加


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