信仰に関する世論調査:自らを新設ウクライナ正教会の信者とみなすのは正教徒の44%
ウクルインフォルム
43.9%のウクライナの正教徒が、自らをエピファニー・キーウ(キエフ)と全ウクライナ府主教率いる新設のウクライナ正教会の信者であると考えている。
1月31日に発表された、3調査機関(ソツィス、キーウ国際社会学研究所、ラズムコフ・センター)が2019年1月16~29日に実施した世論調査により判明した。
調査結果によれば、回答者の70.7%が自らを正教徒とみなしていることがわかった。このうち、43・9%は自らがエピファニー・キーウと全ウクライナ府主教(首座主教)率いるウクライナ正教会への所属していると回答した。
38.4%は、自らを単なる正教徒とみなし、特別な所属はないと回答した。15.2%は、ウクライナ正教会モスクワ聖庁へ所属していると回答した。2.5%は、わからない、あるいは、答えられないと回答した。
なお、正教以外の宗教に関しては、回答者全体の8.8%が自らを単なるキリスト教徒であると答えた。続いて、6.9%がギリシャ・カトリック教徒、1.3%がローマ・カトリック教徒、1.0%がプロテスタント等、それ以外(イスラム教、ユダヤ教、ヒンドゥー教、仏教等)が0.4%、無宗教が9.5%であった。
この世論調査は、2019年1月16~29日に3調査機関(ソツィス、キーウ(キエフ)国際社会学研究所、ラズムコフ・センター)により実施。クリミア自治共和国とドネツィク・ルハンシク両州占領地域を除くウクライナ全国1万1000名の18歳以上の有権者に対し対面式で行われており、理論上の誤差は±0.9%であると発表されている。