EUを信頼するウクライナ国民49% 米国への信頼は21%=世論調査
ウクルインフォルム
ウクライナで実施された最新の世論調査では、49%の回答者が欧州連合(EU)を信頼すると回答した。一方で、米国を信頼すると回答したのは21%だけだった。
キーウ国際社会学研究所が11月26日から12月13日にかけて実施した世論調査の結果を公開した。
同結果によれば、EUを信頼するとの回答は49%、信頼しないとの回答は23%だった。なお、2024年12月時点の同設問への回答は信頼46%、不信頼19%だった。
同時に、今回の調査で米国を信頼するとの回答は21%、信頼しないとの回答は48%だった。2024年12月の調査時点では、信頼は41%、不信頼は24%だった。この1年で米国への信頼が大きく下がったことがわかる。

NATOについては、信頼するとの回答が34%、信頼市内との回答が41%だった。
この全ウクライナ世論調査「オムニバス」は、キーウ国際社会学研究所が11月26日から12月13日にかけて自らのイニシアティブで行ったもの。継続的な設問に加えて、今回は、戦争と平和、西側パートナー諸国への信頼、国内情勢に関する設問が加えられた。ウクライナ全土(政府管理地域)の18歳以上の547人の回答者が、携帯電話番号のランダムサンプリングに基づいて、CATI方式で調査された。
理論的誤差最大で±5.6%。また戦時下では、上記の形式上の誤差に加えて、特定の系統的な誤差が加わるとのこと。