ウクライナと米国の代表団協議終了 停戦協議や冬季支援など協議
ゼレンシキー大統領がキーウで行われた米国代表団との協議後の記者会見の際に報告した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私たちは本日、3ラウンドの協議を行った。全て非常に具体的な協議だった」と述べた。

同氏はその際、協議プロセスの再開について米国側に謝意を表明した。そして同氏は、「本日協議プロセスを再開させたウィトコフ氏とクシュナー氏の役割を強調したい。彼らはロシアを訪れた。ロシアのことについては、クシュナー氏とウィトコフ氏が語るのが正しいと私は考える。(中略)米国のチームとロシア大統領との会談が行われ、また本日私との会談もあったことが重要である。私たちは全ての可能性、協議再開の可能性について議論した」と述べた。
また同氏は、国家安全保障担当補佐官級の三者会談も行われたと述べた(編集注:同日、ウクライナ米国代表団協議の後、英仏独3か国の安全保障担当首脳補佐官を交えた協議が行われていた)。
同時に同氏は、領土問題は引き続き未解決であると発言し、そのような複雑な問題は首脳級で解決する必要性があると強調した。

同氏はさらに、協議の際、双方は安全の保証とウクライナの未来について議論する機会があったと伝えた。その際同氏は、単に(戦後の)安全の保証だけでなく、ウクライナの復興と再建のための経済的保証についても話が及んでいると述べた。
そして同氏は、「私たちは繁栄計画(prosperity plan)について話している。私たちはウクライナのための安全の保証だけでなく、復興・再建するための経済的保証について話している」と伝えた。
また同氏は、戦争終結後、ウクライナには強い軍の確保をはじめ、一連の課題が存在することになると強調した。同氏はその際、「戦争終結後にどのような挑戦が生じるか、私たちは全て理解しており、互いに話し合っている。私たちの軍は強くあるべきであるし、それが私たちが考える主要な安全の保証であり、その全てのためにリソースが必要であることを私たちは理解している。(中略)保証はウクライナにとって強力で明確なものでなければならない。(中略)私たちは将来のいかなる挑戦も恐れてはならない」と強調した。
その他同氏は、同日の協議の際、冬季の課題やウクライナに対する支援の可能性に大きな注意が払われたとし、「私たちは本日、冬季や、生じ得るあらゆる挑戦に対しても十分な注意を払った。私たちは米国パートナーたちと合意する機会があることをとても期待しており、欧州のパートナーたちの支援に期待している」と述べた。
同氏は加えて、冬季にも戦争が続いていく可能性があるとしつつ、それでもチームは今後の可能性を前向きに評価していると指摘した。
その際同氏は、「もし冬季に戦争が継続する場合、『冬季パッケージ』に私たちはとても期待しており、本日ウィトコフ氏、クシュナー氏、そして私たちの欧州のパートナーたちとそれについて完全に詳細に話し合った。私たちは防空への支援、エネルギー支援にとても期待しており、また米国のLNG利用の大きな規模と可能性に期待している」と発言した。
同氏は、パートナーたちはこの提案を支持していると伝えた。
写真:ユリヤ・オウシャンニコヴァ/ウクルインフォルム
なお、6日、ゼレンシキー大統領率いるウクライナ代表団と米大統領特別代表のウィトコフ氏とクシュナー氏がキーウで協議を行っていた。