米国はロシアではなくウクライナに譲歩を要求することが多すぎる=ゼレンシキー宇大統領

米国はロシアではなくウクライナに譲歩を要求することが多すぎる=ゼレンシキー宇大統領

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は14日、和平交渉プロセスにおいて米国がロシアではなくウクライナ側の譲歩の必要性に言及することが多いと指摘した。

ゼレンシキー大統領がミュンヘン安全保障会議でのスピーチの際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「私たちは、来週の三者会合(編集注:ウクライナ米露代表団会合)が真剣かつ実質的なものとなり、私たち全員を助けるものになることを本当に期待しているのだが、しかし正直に言って、時として双方が全く別のことを話しているように感じることがある。ロシア側はしばしば、何らかの『アンカレッジの精神』について語るが、彼らが実際に何を意味しているのかは推測することしかできない。米国側はしばしば譲歩の問題に立ち戻る。そしてあまりにも頻繁に、それらの譲歩はロシアではなく、ウクライナのみの文脈で議論されている」と発言した。

また同氏は、欧州が交渉のテーブルに実質的に存在していないと指摘し、「私の考えでは、それは大きな間違いだ」と述べた。

同氏はさらに、ウクライナは真の和平を達成するために最大限の努力を払っているとし、和平プロセス全体、そして特に本日予定されているルビオ米務長官との会談も、そのためのものだと述べた。

その他同氏は、ロシアはいわゆるミュンヘン会談(ミュンヘンの裏切り)の再来を期待しているとし、「プーチンはミュンヘンを繰り返したいと考えているようである。それは、彼がただ欧州の分割について語った2007年のミュンヘンのことではなく、かつてのプーチン(編集注:ヒトラー)が実際に欧州を分割し始めた1938年のミュンヘンだ。ウクライナを分割することでこの戦争を確実に終わらせることができると考えるのは幻想だろう」と強調した。

なお、ゼレンシキー宇大統領は、13〜15日に開催されているミュンヘン安全保障会議に出席している。

写真:大統領府


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